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新橋にウォーターフライヤー使う立ち飲み串揚げ店-FC化視野にモデル店

「TOKYO串BAR」の店舗は、空間デザイナーの今福彰俊さん(スーパーマニアック)がデザイン。カウンターの支柱には日本初となる人工大理石を使用

「TOKYO串BAR」の店舗は、空間デザイナーの今福彰俊さん(スーパーマニアック)がデザイン。カウンターの支柱には日本初となる人工大理石を使用

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 新橋5丁目の赤レンガ通り沿いに10月9日、創作立ち飲み串揚げ店「TOKYO串BAR」(港区新橋5 TEL 03-5777-2858)がオープンした。店舗面積は約6坪で、収容人数は最大20人ほど。経営は、ウォーターフライヤー社が開発した「ウォーターフライヤー」の販売や、店舗開発・メンテナンスなど複数の事業を展開するコムデス(港区)。

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 同店はフランチャイズ化に向けたモデル店であると同時に、ウォーターフライヤーと串揚げ店をセットにした飲食事業モデル店という位置付けで開店。カウンターから同製品を使う様子を見ることもできる。「ウォーターフライヤーは、水と油を同一槽内に入れるフライヤー。揚げカスが水に沈むので、油が常に新鮮で長持ちするのが特徴。揚げ衣がいつもきれい」と、マネジャーの後藤さん。「ウォーターフライヤーを見学に来る飲食業関係者も多いが、一般のお客さんも興味を持ってのぞき見てくる」という。

 串揚げメニューは「サーモンのタルタルいくら」(250円)、「和牛のさらっと揚げ」(300円)、「フォアグラ・フィレ肉のはさみ揚げ」(350円)などの定番メニューに日替わりメニューを加え、1日20種類以上(200円~350円)を用意。「串揚げの衣は、食材に合わせてパン粉、コーンスターチ、かたくり粉、米粉などを使い分けている」(調理担当の安田さん)。このほか、大皿料理など一品料理系がメーンとなる「裏メニュー」も毎日10種類前後用意する。「裏メニューは毎日変わるので、スタッフにおすすめを聞いてほしい」

 主力ドリンクメニューは「グラスワイン(赤・白)」(300円)、「ボトルワイン(赤・白)」(1,500円)、「スパークリングワイン」(250円)。生ビール(390ミリリットル)、ハイボール、焼酎(麦・芋)、サワー各種、カクテル各種(以上350円)も提供。同店のメーン客層であるサラリーマン男性の気軽な入店を狙い、アルコールドリンク1杯と串揚げ1品の「立ち寄りセット」(500円)を用意する。

 ランチタイムにはテークアウトメニューを提供。竹炭を使った「黒カレー」のほか、若鶏の照り焼き丼、サーモン・アボカド丼、天丼、日替わりなどを限定数用意する(以上500円、全てみそ汁付き)。「サーモン・アボカド丼は女性にとても人気で、開店30分で売り切れてしまう人気メニュー」

 「男性サラリーマン層の反応の確認や浸透を狙い、新橋での出店が決まった。ゆくゆくは銀座など、都心の繁華街に出店したい」(後藤さん)。

 営業時間は11時30分~22時30分(土曜のみ17時~)。日曜・祝日定休。

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