「虎せんべい」「虎の子マシュマロ」-虎ノ門のせんべい店に問い合わせ続々

迫力ある白虎を描いた「虎せんべい」。来年、同商品が発売されてから初めての寅年を迎える

迫力ある白虎を描いた「虎せんべい」。来年、同商品が発売されてから初めての寅年を迎える

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 虎ノ門のせんべい店「きや」(港区虎ノ門1、TEL 03-3501-9148)で、トラ商品が話題を呼んでいる。同店では年間を通し、虎ノ門の地名の由来といわれる白虎を模した「虎せんべい」や「虎の子マシュマロ」を販売。来年の干支(えと)が寅であることから、12月に入り同商品などへの問い合わせが続いているという。

新年の干支飴。トラの根付けは手作り

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 オフィス街エリアにある同店では「おつかいもの」としての需要が多い。そのため毎年末、新年にちなんだ商品として、翌年の干支をかたどった「干支飴」(7個入り、158円~)や「七福神飴」(同315円)、手作りの根付けが付いた「干支飴」(8個入り、578円)などを販売する。今年はそれらの定番商品に加え、「虎せんべい」や「虎の子マシュマロ」も年賀コーナーに並ぶ。

 「虎せんべい」(1枚=525円)は全体をノリで覆った巨大せんべいで、表面にトラを描く。「虎の子マシュマロ」(1個=158円)で、白、黄色、ピンクの3種類があり、それぞれチョコレート、ブルーベリージャム、イチゴジャムが中に入っている。化粧箱入りの商品のほか、羽子板、羽、トラの形をした砂糖菓子「和三盆」と「虎の子マシュマロ」のセット「虎ノ門の春」(578円)も用意。

 今年創業60年を迎えた同店が「虎せんべい」の発売を始めたのは10年ほど前、「虎の子マシュマロ」は数年前。「干支を意識しないで作った商品で、来年初めて寅年を迎える」(2代目の森田徹さん)。クリスマス商品の販売が終了した12月初めごろから問い合わせが増え、トラの根付けが付いた干支飴はすでにほぼ完売。そのほかの干支飴も現在増産中だという。

 営業時間は9時~19時。土曜・日曜・祝日は休業。年末は29日まで、年始は1月4日から。

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