新橋に「もち米」を使った生ライスパスタ専門店-和素材でメニュー差別化

米だけのライスパスタは欧米でも使われているが、もち米を配合した生パスタは研究を重ねたオリジナル。もちもちした食感が特徴

米だけのライスパスタは欧米でも使われているが、もち米を配合した生パスタは研究を重ねたオリジナル。もちもちした食感が特徴

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 パスタをメーンとしたイタリア料理の宅配事業やFC運営などを展開するシンプライズ(渋谷区)は11月19日、新橋に新業態イタリアン「パスタバールTASPA(タスパ)」(港区新橋3、TEL 03-6450-1172)をオープンした。

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 同店は日本で初めての試みとなる、もち米を使った生ライスパスタ専門店。約半年の研究を重ね、独自の配合でモチモチ感のある麺を開発した。昼はパスタメニューを中心に、夜はワインなどの酒とそれに合ったメニューを提供する。店舗面積は28坪、席数は55席。1階に立ち飲みスペースとカウンターを、2階にはテーブル席を用意した。

 パスタメニューは、イタリアボローニャ地方の伝統レシピにどんこやみそ、山椒(さんしょう)などを加えた「名物!TASPAミートソース」(880円)をはじめ、「しらすとどっさりキャベツのぺペロン」(780円)、「めんたいカルボ」(950円)など約40種類。ランチタイムには無料でパスタの量を並(120グラム)、中盛(180グラム)、大盛(240グラム)から選ぶことができる。そのほか、「名物!焼きパテ」(920円)、「自家製かものくんせい ゆず胡椒」(580円)、ホルモン炒めにチーズを乗せた「ホルチー!」(780円)なども用意。

 店内には角ハイボールタワーを設置し「ザ・角ハイボール」(380円)、カンパリの入った「ザ・TASPAハイボール」(480円)などを提供するほか、ワイン60種類以上をそろえる。ハウスワインは勝沼から直送し、氷を入れてがぶがぶと飲める「かちわりジョッキワイン」(580円)を用意。「バール業態での新しいワインの飲み方としてサラリーマンにも受けがいい」という。

 同社の大野太陽社長は「一般的な和風パスタが人気ランキングの上位にあまり入っていなかったのを知ったことも、この業態開発のきっかけの一つ。もち米や甲州ワインなどを使用することで、見た目はイタリアンだがどこか日本人しか感じられない『和』のイタリア料理を開発してみようと思った」と振り返る。「日本人なら誰でも楽しめる、日本ならではのイタリアンを楽しんでいただければ」とも。

 営業時間は、月曜~木曜=11時30分~24時、金曜=11時30分~翌3時、土曜・日曜・祝日=16時~24時。

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