新虎通り沿いのにぎわい施設「URTRA」(港区西新橋2)で1月29日、「港区発見!URTRA街歩き~浜松町編~」が開催された。
同施設では昨年4月のオープン以来、ワークショップを中心にさまざまなイベントを開いて虎ノ門の盛り上げを図っている。同企画は、港区や新虎通り周辺の在勤者や街歩きに興味を持つ参加者を対象にしたイベント。
4回目で最終回となる今回は、西新橋にあるコソボ大使館から看護婦教育発祥の地や開拓使仮学校跡、近代地方自治発祥の地などを巡り増上寺の黒本尊などを経由し、浜松町に行くコースを用意。10人が参加した。
同企画「街歩き案内人」の澤内隆さんは帝国書院地図普及アドバイザー。当日は参加者に「自分がいて、上が未来、下が歴史、横に広がっているのが地理。自分のストーリーの中で未来と歴史地理、そして港区を感じることが大事」と呼び掛けた。
参加者は「普段は駅と職場の往復で、通り過ぎてしまうような歴史の痕跡や、ユニークなお店の発見ができる街歩きは新鮮」と笑顔を見せた。
今後は同施設に併設するカフェ「BICYCLE COFFEE TOKYO CAFE&ROASTERY(バイシクル・コーヒー トーキョー カフェ アンド ロースタリー)」で、テーマ別の街歩きや港区、虎ノ門の周辺企業との共同イベントを開催予定。