ホテルオークラ東京・本館(港区虎ノ門2)が、2019年春開業を目指し建て替えられることに伴い、本館建て替え工事開始までの300日を記念したイベント『「This is Okura」300 Days Project』のファーストステージが10月30日から始まった。
72日間のファーストステージは、1962年開業時からオークラに親しんできた全ての人々を対象に「ホテルオークラの今」を体感してもらうことを願って行う。
ホテルオークラ東京本館は、城郭建築に見られるような横の線を強調した「なまこ壁」を外壁としている。外壁の「ナマコ壁」は、平瓦を並べ瓦の目地にしっくいを盛り上げている様が、ナマコに似ていることから名付けられた名称。かまぼこ型に盛り上げられた白地のしっくいは、ホテルオークラ東京の外観の象徴となっている。
その外壁の魅力をあらためて知ってもらうため、白地のしっくい部分を計3200個のLED電球を用い、ファーストステージ期間中に段階的に点灯を開始している。
今後のライトアップのスケジュールは、12月20日=本館日本庭園側、駐車場側ナマコ壁。
ライトアップ以外でも、開業当時のスイーツレシピをそのまま使用し、当時の販売サイズや砂糖の含有量なども忠実に再現した「蘇るオークラスイーツの世界」や、オークラに関する思い出、エピソードをテーマにしたエッセーも募集している。
「This is Okura」300 Days Projectのスケジュールなどの詳細はホテル公式サイトで確認できる。ファーストステージは、2015年1月9日まで。