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新橋に日本酒メーンに取り扱う酒販店-酒蔵直納にこだわり

お酒とイベントが大好きな大熊社長(左)と音楽活動も行っているスタッフの氏家エイミーさん(右)

お酒とイベントが大好きな大熊社長(左)と音楽活動も行っているスタッフの氏家エイミーさん(右)

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 新橋駅烏森口かいわいに昨年12月、日本酒をメーンに取り扱う「朧(おぼろ)酒店」(港区新橋5、TEL 03‐6809‐2334)がオープンした。

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 大通りから一本細い路地へ入った場所にある同店。外観からは酒販店であることがわかりづらいが、店内は明るく開放的で中央に試飲ができるよう椅子とテーブルを置く。その周りを囲むように酒類を陳列する。

 社長の大熊さんは赤坂で同業の店に勤めた後、飲食店が多く集まる新橋で独立開業。冷蔵庫や陳列棚に並ぶ地酒は、ほとんど大熊さんが地方の酒蔵まで足を運び、蔵元と話し、試飲した上で買い付けたものだという。「使う水、材料、また配合や作り主によって味が変わる日本酒。各地方の酒蔵で作り出される地酒を自分の目と舌で確かめて仕入れる『おいしい酒の専門店』が店のコンセプト」という。「日本酒だけというこだわりはなく、おいしい酒を仕入れて販売したいので、今後はワインや焼酎などもさらに増やしていく」とも。

 扱う地酒は、「山形正宗 純米大吟醸10年低温熟成」(山形、6,300円)、「澤の花 ささら 超辛口吟醸」(長野、2,100円)、「紀土KID 純米大吟醸」(和歌山、2,940円)、「不老泉 山廃仕込 純米吟醸 渡船 火入」(滋賀、3,300円)など80種類以上。

 店内では毎月、気軽に酒を楽しめる「試飲イベント」なども開いている。2月は20日に利き酒イベントを予定する。

 営業時間は11時~20時(土曜は12時~17時)。日曜・祝日定休。

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