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西新橋にモロッコ料理レストラン-現地人シェフが調理、モロッコワインも

「ル・マラケシュ」外観。店長のドリスさんは日本語も堪能だが、フランス語でのコミュニケーションを求めて来店する客も多い

「ル・マラケシュ」外観。店長のドリスさんは日本語も堪能だが、フランス語でのコミュニケーションを求めて来店する客も多い

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 西新橋にモロッコ料理レストラン「ル・マラケシュ」(港区西新橋1、TEL 03-3593-6488)がオープンして1カ月が過ぎた。場所は「餃子立ち呑み めだか」跡。店舗面積は約10坪。席数は20席。

「ル・マラケシュ」店内

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 店名の「ル・マラケシュ」はモロッコの都市「マラケシュ(Marrakech)」から。同地出身の店主のドリスさんは、4年前に来日。ホテル勤務やバーテンダーなどを経験後、同店を開業した。「料理を通じてモロッコの良さを日本人に知ってほしい」と、ドリスさん。「モロッコ料理はオリーブオイル以外の油を使わない。野菜も煮込み料理がメーンだからヘルシー。たくさん食べてもらって、新橋の人に元気になってもらいたい」と話す。

 フードメニューには、モロッコにのみ生育するアルガンの木の実から採れるオイル「アルガンオイル」を使用。「食べておいしいだけじゃない。髪や肌にもよくシャンプーや化粧品のベースに使われるオイルなので、女性には特におすすめしたい」

 メーンのフードメニューは、モロッコ人シェフが作るモロッコ料理。「チーズのシガール(モロッコ風チーズ春巻)き」「ブリワット(モロッコ風包み揚げ)」「ベルベルオムレツ」(以上500円)、「ケフタ(モロッコ風牛肉のつくね)」(1,500円)、モロッコ風バーベキュー「ブロシェット(鶏肉・牛肉・ラム)」(1,500円~)、「煮込んだ野菜とクスクス」(1,000円)、「ビーフとクスクス」(1,500円)など。タジン鍋は3サイズ(Small=1人用、Medium=2人用、Big=4人以上用)用意し、「野菜のタジン」(1人前=1,000円)、「無農薬レモンとチキンのタジン」(同1,200円)、「ラムのタジン」(同1,500円)など、6種類を提供する。

 ドリンクメニューのメーンはモロッコビールの「カサブランカ」(750円)、「生ビール」(550円)など。ワインは、モロッコワインの「ゲロワンヌワイン(赤・白)」をグラス・ボトルで提供。このほか、「テーブルワイン(赤・白)」、「ボトルワイン(赤・白・ロゼ)」なども。

 今後については「タジン鍋をメーンにしたランチメニュー(予価1,000円)の提供も開始する予定。また、モロッコ産に限らず、近隣諸国のビールやワインのラインアップも充実させていきたい」とドリスさん。

 営業時間は17時~24時。日曜定休。

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