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新橋に中華料理「香辣苑」-四川・広東料理中心にメニュー130種

民家風の造りをした「香辣苑」の外観。内装の勉強をした方さんは、「2店舗目を出す時は、外観も内装も自分好みに変えたい」と話す

民家風の造りをした「香辣苑」の外観。内装の勉強をした方さんは、「2店舗目を出す時は、外観も内装も自分好みに変えたい」と話す

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 西新橋二丁目交差点そばに中華料理店「香辣苑(こうらえん)」(港区新橋2 TEL 03-3593-2555)がオープンして1カ月が過ぎた。場所は中華料理店「東方明珠」跡。店舗面積は2フロア合計約56坪。席数は、1階=12席、2階=16席の計28席。

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 店主は来日10年目を迎えた方健健(ほう・けんけん)さん。「飲食業は初めて」だが、中国で四川・広東料理を修めた後に日本の中華料理店で約5年修業し、「本来の四川・広東料理の良さを残しつつ、日本人が好む味を出せるように」なったという料理長と二人三脚で店を経営する。

 フードメニューは、辛い味付けが特徴の四川料理と、あっさりした味付けの広東料理をメーンに130種類以上を用意。人気は冷製の辛いゆで鶏料理の「よだれ鶏」(580円)、赤唐辛子をたっぷり使う「スペアリブのピリ辛炒め」(1,880円)、「麻婆豆腐」「麻婆茄子」(以上780円)、「牛肉の黒胡椒炒め」(880円)、「エビマヨのピリ辛和え」(980円)など。唐辛子など香辛料は「中国で買い付けたものを使う。日本のものとは辛さや香りが違うから」と方さん。「辛さは調節可能。注文する時に一声掛けて」とも。

 「特製春巻(3個)」「焼売(4個)」(以上380円)、「焼き棒餃子(5個)」(480円)など、点心は「ほとんどのメニューが自家製」。このほか「青菜炒め」「五目チャーハン」(以上680円)、「回鍋肉」「エビチリ」(以上780円)、「五目おこげ」「担々麺」「海鮮焼きそば」(以上880円)なども。「見慣れたメニューが並ぶと思うが、中華料理の場合は同じメニューでも調理する人によって個性が出るので、そこも楽しんでほしい」

 ドリンクメニューは、ビール(生・瓶)、日本酒、焼酎、果実酒など約50種類を用意。人気は中国酒。「如意紹興酒5年ボトル」(1,900円)、「王宝和紹興酒9年ボトル」(2,500円)、「かめたし紹興酒」(一合=480円、二合=900円)。

 ランチタイムには「日替わり定食(3種類)」のほか、「ラーメン(10種類)」「チャーハン・焼きそば(各4種類)」(680円~800円)を提供。「暑くなったら、しょうゆだれとゴマだれの冷やし中華や、担々冷麺もメニューに加える」

 「新橋は会社が多いので、ランチや宴会で利用してくれる人が多い。辛い料理が好きな人だけじゃなく、苦手な人も、味は調節できるので店にきて楽しく料理を食べてほしい」と方さん。今後については「店の名前を言えば、新橋で働く人なら誰でも知っている店になるよう頑張りたい」とも。

 営業時間は11時~15時、17時~(終了は来店客が帰るまで)。日曜定休。

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