愛宕グリーンヒルズ(港区虎ノ門3)に2月16日、九重親方がメニューを監修した料理店「心・技・体 うるふ」(TEL 03-5733-3771)がオープンした。
経営は飲食店を展開するフィールズジュニア(渋谷区)で、アジア料理「ル・ドラゴンブルー愛宕」から業態転換した。席数は、カウンター=22席、テーブル=4卓16席小上がり=5卓24席。店舗デザインは、インテリアデザイナーの辻村久信さんが手掛けた。
メニューは、九重親方が全国巡業で味わった「日本のうまいもの」や、九重部屋秘伝のちゃんこ鍋などを基盤に構成。主軸食材は焼きフグとスッポン。店名は、九重親方の現役時代の愛称「ウルフ」に由来する。
主軸食材は「高タンパク低カロリー」といわれるフグとスッポン。「手頃な価格で提供できるよう、仕入れや調理方法を工夫した」(同社広報担当者)という。看板メニューの「焼きふぐ」(680円~)は、数時間寝かせたトラフグをオリジナルのたれ(ネギ塩味、ニンニク味、辛みそ味)をもみ込んだもの。卓上で客が自分で炙(あぶ)る。骨のない「上身(じょうみ)」を中心に、「そご身」「べら身」「かえる身」「うぐいす身」など、さまざまな部位を用意する。
その他のフグ料理は、「てっちり」(1,980円/~)、「白子焼き」(1個1,500円)、「ふぐ雑炊」(1,200円)、「ふぐのアラ汁」(700円)、「てっさ」(1,100円)、「ぶつ刺し」「ふぐ唐揚げ」(以上1,580円)、「ふぐ皮ポン酢」(580円)など。スッポン料理は「すっぽん水炊き」(2~3人前、6,800円)、「すっぽん丸鍋」(2~3人前、9,800円)、「すっぽん肝揚」(480円)、「すっぽんの茶わん蒸し」(800円)、「すっぽん唐揚げ」(1,980円)など。そのほか、「秘伝九重部屋のちゃんこ鍋」(2~3人前、3,800円)、焼きフグと鍋などを楽しめるセットメニュー(1人4,800円~)も提供する。
営業時間は17時~24時。