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サントリー、ハイボール専門新業態「ハイボール・バー」開発-新橋に1号店

「高品質のハイボールを提供するハイボール専門店」をコンセプトに開発された「HIGHBALL BAR 新橋1923」完成イメージ

「高品質のハイボールを提供するハイボール専門店」をコンセプトに開発された「HIGHBALL BAR 新橋1923」完成イメージ

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 サントリー酒類(港区台場)は1月11日、新たに開発したハイボール専門のバー業態「HIGHBALL BAR」の1号店「HIGHBALL BAR 新橋1923」(港区新橋2)をオープンすると発表した。場所は昨年夏以降に閉店した「純喫茶 花」跡で、経営・運営は居酒屋などのチェーン展開を手がけるイーケーシー(台東区)。

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 同店は、サントリーグループが注力するハイボールの市場拡大を目的に開発された新ブランド。メーンターゲット「30代以上の働く男女」が多く、外食業界の情報発信拠点であることから1号店を新橋に構えた。店舗面積は約24坪、席数は42席(うちカウンター12席)。店内は「ノスタルジックモダン」をテーマにしたデザインになるという。

 新ブランド立ち上げに際し、「高炭酸でよく冷えたハイボールを継続的に提供することができる」という専用ディスペンサーも開発。ハイボールに使用する氷も、ハイボールに適した氷柱型の特製氷を採用するなど細部にこだわる。

 「恐らくグループ初」(サントリーホールディングス広報担当者)という、利用客のマグカップを店に取り置きする「マイマグ・キープシステム」も導入。専用の銅製マグカップは、通常340ミリリットル前後のハイボールグラスより大きな480ミリリットル。「内容量にして3割増し」となり「お得」になる。

 ハイボール・メニューは、「ザ・角ハイボール」「トリスハイボール」(以上450円)、「山崎10年ハイボール」「白州10年森香るハイボール」(以上580円)、「ボウモア12年ハイボール」(650円)など。同店「一押し」のハイボールは、「ザ・マッカラン ファインオーク12年」に特製オリジナルソーダを加えた「新橋ハイボール」(580円)。

 そのほかのドリンクメニューは、「ザ・プレミアム・モルツ」(650円)、ウイスキー各種(450円~)、カクテル各種(650円~)など約50アイテム。料理は「完熟トマトサラダ(480円)、「牛もつのカレー煮込み」(650円)、「カキのオイル漬け」(680円)など、ハイボールに合うものを中心にピザやパスタなど約30アイテムをそろえる。

 サントリーでは近年、「角ハイボール」「トリスハイボール」などのブームを起点にウイスキーの伸びが好調。2010年の販売量は、前年比117%を記録した。今後も市場拡大を目指し、年内に首都圏を中心に「HIGHBALL BAR」を20店舗程度出店した上で、全国展開していく構え。

 オープンは28日で、営業時間は11時30分~14時30分、17時~翌2時(土曜は17時~23時のみ)。日曜・祝日定休。

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