ねじキューピー、舞台「ネジと紙幣」でストラップなど完売-初の店外販売で

「ねじキューピー」は舞台「ネジと紙幣」でも人気を博した。写真は劇場の物販で最も人気が高かったという「ねじリボン」

「ねじキューピー」は舞台「ネジと紙幣」でも人気を博した。写真は劇場の物販で最も人気が高かったという「ねじリボン」

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 舞台「ネジと紙幣」が10月12日千秋楽を迎え、同舞台の公式グッズ・三和鋲螺(港区虎ノ門4)の「ねじキューピー」の劇場販売も終了した。

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 同舞台は森山未來さん、ともさかりえさんなどが出演し、ホリプロ(目黒区下目黒)の主催。9月17日からの東京16公演を皮切りに、仙台、富山、名古屋、大阪で全26公演が上演された。ホリプロによると舞台は好評で、カーテンコールが繰り返され立ち見が出るほどだったという。

 「ねじキューピー」が公式グッズになったのは、同演目がねじ工場を舞台にした物語だったため。今回初めて同店以外での販売が行われた「ねじキューピー」も好調な売り上げを見せた。各劇場に並んだ「ねじキューピー」携帯ストラップ1,030個と同ボールペン200本は完売。同シャーペンも180本が売れた。

 同店3代目で「ねじキューピー」考案者の石井健友さん(33)は「当初は200個くらいの販売の予定だったが、予想以上の反響で5倍を供給した。半数以上が地方公演での売り上げ分。『テレビで見て欲しかったが、東京まで行く機会がなかった』『劇場で売っていてうれしかった』などの声があった」と話す。

 インターネットの個人ブログでも、「本物を初めて見た。感動。しかも未來君とのコラボなんて最強」「かわいい」「買って帰ったら(『ねじキューピー』の存在を)父が知っていた」などの書き込みがみられた。

 「社外進出は大成功を収めた」(石井さん)が、同店ではこれからも基本的に店外での販売は行わない構え。今後はクリスマスバージョンと来春用のトラ柄バージョンの制作に尽力するという。

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