汐留ミュージアムで「ルオーとマティス」展-日本初公開作品も

汐留ミュージアムで「ルオーとマティス」展-日本初公開作品も

汐留ミュージアムで「ルオーとマティス」展-日本初公開作品も

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 松下電工汐留ミュージアム(港区東新橋1、TEL 03-5777-8600)は3月8日から、同館の開館5周年とジョルジュ・ルオー没後50年を記念し「ルオーとマティス」展を開催する。

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 同館は汐留の再開発をきっかけに、松下電工が社会貢献の一環で収集・所蔵してきたルオーの作品を一般公開することを目的に、世界で唯一館名にルオーの名を冠して開館した。

 「ルオーとマティス」展は、同時期パリの国立美術学校でギュスターブ・モローのアトリエに通った友人同士であるルオーとマティスの往復書簡に注目し、両者の作品を並べて展示。パリ市立近代美術館が企画し、同館とルオー財団などの収蔵品を出品する巡回展で、「二人の芸術の共鳴と軌跡」を紹介するもの。

 展示内容は、第1部=日本初公開となるモローの作品「ナルキッソス」などを出品する「ギュスターブ・モローのアトリエ」、第2部=日本初公開となるマティスの作品「田園風景」などでモローのアトリエを離れた2人の表現の追求を探る「アトリエのモデル/田園風景」、第3部=1910年代以後の作品を中心とした「人物像と風景」、第4部=共通のテーマを通して2人の作風を対比する「サーカス」、第5部=「キリスト教的風景」、第6部=評論家兼編集者のテリアードと2人のコラボレーション作品や同時期の油絵などを展示する「マティス、ルオー、テリアードと『ヴェルヴ』誌」。展示作品数は約130点。

 展覧会初日はルオー財団理事長のジャン=イヴ・ルオー氏とパリ市立近代美術館学芸員ジャックリーヌ・ムンク氏を招いた講演会(14時~16時30分)も行う。

 開館時間は10時~18時。月曜休館(5月5日除く)。入館料は、一般=700円、大学・高校生=500円、中・小学生=300円。5月11日まで。

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