「宮崎ひなた食べる通信」創刊を記念したイベント「梨大根東京初上陸ナイト『梨大根ラプソディ』」が1月22日、虎ノ門の「新虎小屋」(港区西新橋2)で行われた。
「宮崎ひなた食べる通信」は宮崎県で育った野菜や果物、肉、魚を通して関係人口の獲得を目指す情報誌。2019年2月末に創刊予定で、地元の食材だけでなく生産者にも焦点を当てている。今回は、場所を東京に移して、創刊記念イベントを開催した。
当日は、「梨大根」生産者の黒木栄次さん、同誌編集長の長友慎治さん、新虎小屋店主の小野寺学さんが登壇し、参加した約20人に向けて梨大根の魅力を語ったほか、梨大根を使った料理も振る舞った。
黒木さんは「宮崎で大根作りでは一番になりたいと思い始めたが、台風被害に遭って畑が冠水するなど苦労もした。しかしSNSを通じて多くの人から励ましの言葉をいただき、肥料を新潟から取り寄せるなどして梨大根の開発に成功した。無農薬であり、糖度が高く、梨のような味を持つのが特徴。多くの人に召し上がっていただきたい」と話した。