新橋経済新聞の年間PV(ページビュー)ランキング1位に輝いたのは、新橋にオープンした日本酒専門店「KURAND SAKE MARKET 新橋店」の記事だった。
全国から「まだあまり表に出ていない個性的な蔵元が造る日本酒」を100種類以上集めており、時間無制限で好きな日本酒を好きなだけ飲み比べできることが話題になった。
2位は、新橋にオープンした「博多蕎麦酒場 蕎麦屋にぷらっと」の記事。福岡の有名店とコラボしたメニューなどが話題になった。3位は新橋にオープンした飲食特化型商業施設「GEMS新橋」の話題だった。
ランキングは今年1月1日から12月14日までに配信したヘッドラインニュースのPV数を集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 新橋に時間無制限飲み放題の日本酒専門店「KURAND」 100種類以上提供(1/12)
2. 新橋にそば&居酒屋店「蕎麦屋にぷらっと」 福岡の有名店とコラボ(10/18)
3. 新橋にグルメビル「GEMS 新橋」 肉バル、中華など全国から9店舗集結(11/12)
4. 虎ノ門新駅決定「虎ノ門ヒルズ駅」 虎ノ門のご当地キャラクター取材件数0件で途方にくれる(12/10)
5. 浜松町にクラフトビール店「オットットブルワリー」 ラムラが新業態(1/22)
6. ニュー新橋ビルがインスタグラム使った企画 投稿者の中からPR大使任命も(11/27)
7. 新橋にタイ料理店「タイ屋台999」 「TOKYO タイ化計画」第一弾として出店(10/3)
8. 新橋こいち祭り「ゆかた美人コンテスト」ウェブ投票始まる 上位に51歳の医師も(7/12)
9. 汐留イタリア街でピザサミット 8人のピザ職人が日替わりで腕振るう(5/26)
10. 新橋で110年続く「江戸銀」、24年前のまかない「べっこう漬け丼」がメニューに(5/25)
全体としては昨年同様に飲食店が多く、「蕎麦屋にぷらっと」「オットットブルワリー」「999」など個性的な店名が付いた店の記事が目立った。そのほか、ニュー新橋ビルで行われたインスタグラム企画、毎年恒例の「ゆかた美人コンテスト」の話題など、「サラリーマンのまち」というイメージが根強い新橋をPRするイベントの記事が上位に入った。
虎ノ門エリアとしては、掲載数日にして4位に上昇した虎ノ門新駅の話題や、虎ノ門にオープンした「まちのにぎわい施設」の話題(11位)など、東京オリンピックに向けての動きが注目されるエリアの特性が出るランキングとなった。
新橋、虎ノ門エリアは、「虎ノ門ヒルズ駅」を皮切りに、2020年東京五輪・パラリンピックに向けて再開発が進む。平成最後となり、新年号にも切り替わる来年、街がどのように変化していくのかを新橋経済新聞の視点で伝えていきたい。