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光明寺境内に「神谷町オープンテラス」 僧侶が手作り和菓子提供

オープンテラスに立つ店長の木原さん

オープンテラスに立つ店長の木原さん

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 神谷町の「光明寺」(港区虎ノ門3)境内で4月17日、「神谷町オープンテラス」のおもてなしが始まった。

13年来の定番人気メニューという「わらびもち」

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 2005年5月から続く同企画は今年で13年目。同寺院僧侶の松本紹圭さんの発案で、緑泉寺(台東区)住職で料理僧の青江覚峰さんが初期の和菓子メニューを作った。3年目からは、立ち上げ当初から同テラスの店長として運営をつとめる僧侶の木原祐健さんが和菓子作りなども行っている。

 期間中、本堂前のオープンスペースを一般開放し、僧侶が本堂で話を聞く「傾聴」や、ほうじ茶、コーヒー、手作り和菓子を提供する「おもてなし」などの活動を行う。「傾聴」や「おもてなし」は予約制。価格は設定しておらず、「感謝の気持ちを込めて、合掌をお願いしている」と木原さん。弁当や飲み物などの持ち込みは自由。

 和菓子は、予約客とのやりとりや季節からメニューを決め、「嶺岡豆腐(みねおかどうふ)」や「紫陽花(あじさい)」など手作りする。人気は、13年前から出している「わらびもち」という。

 木原さんは「境内を開放することで、お寺に縁ある方はもちろん、地域に働き暮らす方や仏教や寺に思いを持っている方などが気軽に立ち寄り、ゆったりとリラックスできる憩いの場になれば」と話す。

 「傾聴」は月曜11時~14時(先着1組限定)。「おもてなし」は水曜・ 金曜11時~14時(1組4人まで)。

 開催時間は9時~17時。土曜・日曜・祝日休業。仏事などによる臨時休業あり。10月末ごろまで。

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