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「切腹最中」の和菓子店・新正堂が新商品「からすの知恵袋」

新商品と包みと同じカラスが描かれたありがとうシールを手にする渡辺社長

新商品と包みと同じカラスが描かれたありがとうシールを手にする渡辺社長

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 新橋の和菓子店「新正堂」(港区新橋4、TEL 03-3431-2512)が4月1日、6年ぶりの新商品「からすの知恵袋」を発売した。

カラスがまんじゅうをくわえているレアな包み

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 1912(大正元)年創業の同店。初代店舗は、奥州一之関藩・田村右京太夫上屋敷(通称=田村邸)跡地内にあった。田村邸は忠臣蔵の発端となった播州赤 穂藩主・浅野内匠頭長矩候切腹の地。そのため、「切腹最中」(200円)や「義士ようかん」(210円)など忠臣蔵にまつわる商品を扱ってきた。

 6年ぶりとなる新商品を開発するに当たり、今回は「新橋駅」に着目。同駅は山手線ができた当初「烏森駅」だったことから、カラスをモチーフにした商品を開発した。カラスの黒にちなんだ黒蜜を使った皮のまんじゅうを、頭が良いとされるカラスの知恵から「からすの知恵袋」と名付けたという。価格は165円(8個入り1,500円)。

 まんじゅうの包みにはカラスのイラストをあしらう。中には、まんじゅうをくわえているものもあり、「見つけた方はラッキーかも」と話す渡辺社長。「これからも、新橋にある老舗和菓子店としていろいろ発信していければ」とも。

 営業時間は9時~19時30分(土曜は17時まで)。

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