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芝大門に讃岐うどん店「たぬきや」-香川のうどん製造・販売会社が開く

讃岐うどん店「たぬきや」。第1京浜に面した人通りの多い場所にある

讃岐うどん店「たぬきや」。第1京浜に面した人通りの多い場所にある

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 地下鉄大門駅近くに6月22日、讃岐うどん店「たぬきや芝大門店」(港区芝大門1、TEL 03-3436-6055)がオープンした。場所はラーメン店「八七三家(やなさんや)大門店」跡。店舗面積は約20坪。座席はテーブル=16席、カウンター=6席の計22席。

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 経営は、讃岐うどんの製造・販売を行うさぬき狸屋(香川県)。同社は香川県内の老舗讃岐うどん店「宗家金毘羅饂飩(こんぴらうどん) 狸屋」との間でうどん商品監修・商標契約を締結し、うどんの作り方や味などで監修を受ける。「香り、旨み、つるみ、コシが特徴の、オリジナルのうどん」(内田店長)は香川県内の工場で製造され、毎日、東京に直送されてくる。一食のうどん量は小=200グラム、並=320グラム、大盛り=420グラム。「サラリーマンの街なので、ボリューム感を実感してもらえるよう他店よりうどんの量を多く設定している」という。

 メニューは、讃岐うどんの特徴である「いり粉」を使っただし汁で食べる「かけうどん(温)」(360円)と「ぶっかけうどん(冷)」(390円)、ゆでたてのうどんを提供する「釜玉うどん(温)」(400円)、同社オリジナルのしょうゆを好みの量に応じてかけて食べる「生醤油うどん(冷)」(360円)の4種類。だし汁は東京進出に合わせて開発。「本場より、ちょっと濃い味にしている」と内田店長。「鶏天」(3個=200円、6個=400円)、ちくわ天(120円)、きつね、わかめ(以上100円)など、8種類のトッピングを加えたメニューも用意する。「鶏肉はボリューム感を出せる食材。鶏天を使う店は多くないので、店の看板にしたい」

 新メニューの開発も進めている。「カレーうどん、肉うどん、ぶっかけうどんは、うどん屋の定番メニュー。季節限定でもいいので、メニューに加えたい」(内田店長)。ディナータイムに提供する居酒屋メニューの開発にも注力。現在、飲み物はビール(中ビン、400円)のみ提供する。

 「ビジネスマンのために、ワンコインでボリュームのあるうどんを提供していきたい」と内田店長。今後の展開については「年内に2店舗目、年明けに3店舗目、13年内には4、5店舗目を出店する予定でいる。場所は港区内、特に品川から新橋エリアで探しているところ」。

 営業時間は11時~20時(土曜は15時まで)。日曜・祝日定休。

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