新橋駅烏森口のベーカリー「サンピエロ新橋店」(港区新橋2、TEL 03-3573-0222)は6月7日、ハイボールをメーンに提供するバータイムの営業を始めた。運営はJR東日本グループで外食事業を展開する日本レストランエンタプライズ(港区)。
バータイムは17時からで、営業時間はこれまでと同じ。店舗面積は191平方メートル、席数は52席(うち喫煙16席)。サンピエロは首都圏に8店舗を出店しているが、アルコールのサービスを行うのは新橋店が初めて。同社広報室長の近藤昌昭さんは「新橋には懐かしいものを求める層が多い。こうしたサービスを行えば新橋がもっと盛り上がるのではとの考えからバータイムを始めた」と話す。
既存の総菜パンを「おつまみパン」として推奨するほか、新たにパン以外のフードメニューも追加した。新しくメニューに加わったのは、「炭火焼き風塩チキン」(420円)、「海老のガーリックバター焼き」(400円)、「ポテトベーコンチーズ焼き」(380円)、「コーンのバターしょうゆ焼き」(280円)。
ドリンク類は、生ビール(390円)、カクテル(各420円)などのほか、昭和の味を意識してサントリーのウイスキーによるハイボールをそろえた。トリスを使った「懐かしのトリスハイボール」(290円)、ホワイトがベースの「新橋ハイボール」、レッド使用の「エキナカハイボール」(以上330円)、ダルマの愛称で親しまれたオールドの「サンピエハイボール」(360円)など。
近藤さんはハイボール世代。「今はもっとおいしい酒があるかもしれないが、我々世代には思い出深い飲み物。バータイムの利用客からも、『トリスのハイボールが飲めてうれしかった』などの声をもらっている。やはり懐かしさで来店してくれるようだ。若い店舗スタッフはトリハイを知らないが…(笑)」。今のところ、同サービスを他店で展開する予定はないという。
営業時間は、平日=6時30分~22時、土曜=7時~22時、日曜祝日=7時~21時。