新橋に自家製パンを焼くタパスバー-食材は毎朝鎌倉で買い付け

バローロの店内と自家製パン。このパン目当ての客やお土産に持ち帰る人の姿も

バローロの店内と自家製パン。このパン目当ての客やお土産に持ち帰る人の姿も

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 新橋の日比谷通り近くに4月16日、焼き立ての自家製パンを「お通し」として提供するタパスバー「BaR_ORO(バローロ)」(港区新橋2、TEL 03-6206-1433)がオープンした。

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 同店の横山英夫さんと福田光宏さんは、共に鎌倉在住。毎朝鎌倉の市場で鎌倉野菜や地魚を仕入れてから出勤する。「帰りは新橋駅まで走って終電に滑り込む(笑)」という、新橋のサラリーマンを象徴するような生活を送る。

 横山さんは以前からパンを焼くのが好きだったという。同店でもプチパン、バゲットなど一般的なものから、フランス風の塩ケーキ「ケークサレ」などの珍しいものまで、さまざまなパンを作る。自家製パンはお通しとして提供されるほか、単品での注文も可。

 店舗面積は10坪、カウンター6席、4人掛けテーブルが2卓。客層は男女半々。独り客も多いという。店名の「Bar_ORO」は、イタリアワインの王様といわれる「Barolo(バローロ)」と、スペイン語で黄金を意味する「ORO(オロ)」を併せたもの。アンダーバーが中央に入るのは、「Barだから」(福田さん)。

 「お通し」(400円)はパンとアンティパスト(前菜)のセット。そのほかのメニューは仕入れによるが、「湘南野菜のフレッシュサラダ」(500円)、「三浦産アジのエスカベッシュ」(500円)、「ラタトゥイユ」(800円)、「ニンニク、アンチョビ、オリーブのピッツァ」(1,200円)など。ピザの生地も手作り。

 ドリンクはワインとビールが中心で、ワインはグラス500円、ボトル3,000円から。ビールはサッポロ黒ラベルとエビスのクリーミートップを置く。「ビールは温度やサーバーのメンテナンスなどに気を使い、最高の状態で出している。新橋一うまいと思う」と福田さん。

 「料理はワインとビールに合うものを用意している。しっかり食事をしたいお客さんが多く、パンを目的に来店する人も少なくない。それに応えられるようなメニューにしていけたら」とも。

 営業時間は17時~23時、金曜のみ朝まで。日曜・祝日定休。

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