飲食店を展開する「ゴールデンマジック」（港区東新橋1）は6月4日、新橋に「九州料理 熱中屋 新橋LIVE 追加公演」（港区新橋3、TEL 03-3431-1161）をオープンした。同社はダイヤモンドダイニング（港区）のグループ会社。

　場所は今年2月にオープンした「九州料理 熱中屋 新橋LIVE」が入るビルの2階。地下1階で店内が狭く、団体客に対応できなかったことから、「たまたま空きが出た」という2階への出店も決めたもの。店舗ごとに厨房も設け運営も別だが、電話番号は共通。

　同ブランドは現在、今月11日にオープンした神田店も合わせ、都内7店、神奈川県内に1店を展開。ライブハウスを思わせる店名は、同社・山本勇太社長が音楽グループ「チャゲ＆飛鳥」の熱狂的なファンであることから。同店のメニューには「チャゲ＆飛鳥」に関するキーワードが盛り込まれ、「ファンなら気付く」という仕掛けも。

　店舗面積は約24坪。席数は52 席で、うち掘り座敷が26席。「地下の店舗では団体客の受け皿がなかった。現在は2～4人の少人数グループは地下へ、それ以上の大人数は2階へ案内するような流れになってきている」と同社広報の重田委久子さん。店内にはモニターが複数設けられ、宴会の際に使用することも可能。「熱中屋の入りが良かったため、今回は別業態での展開は考えなかった」という。

　メニューは地下の店舗と共通。「活豊後さば刺し」（980円～）、「黒豚の熟成ソーセージ」（690円～）、「夏鰻の串焼き」（380円～）、「熊本県 千興ファームの馬刺し」（950円）、「呼子名物 活イカ刺し」（148円／10グラム）など。ドリンクは、生ビール（499円～）、日本酒（699円～）、焼酎30銘柄（グラス299円～、ボトル1,999円～）、九州産果実酒20種類の（499円～）など約100種類をそろえる。

　営業時間は17時～翌4時30分（土曜・日曜・祝日は23時まで）。