ダイヤモンドダイニング、大門にわら焼き居酒屋-新築ビル1棟利用で

ビルの設計段階から計画に加わって建てられた「わらやき屋 龍馬の塔」。3階にはテラス席も。

ビルの設計段階から計画に加わって建てられた「わらやき屋 龍馬の塔」。3階にはテラス席も。

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 ダイヤモンドダイニング(港区東新橋1)は6月16日、大門交差点近くのビル1階~3階に、わら焼き専門の土佐料理居酒屋「わらやき屋 龍馬の塔」(浜松町2、TEL 03-5408-3220)をオープンした。

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 場所は居酒屋「秋田屋」の並びで、地上3階建ての新築ビルを1棟丸ごと使用する。同店は同社が計画を進めている「土佐十景」プロジェクトの第8段。同企画は、同社代表取締役社長の松村厚久さんが高知出身であることから、故郷の活性化も睨んで2008年11月に開始。「3年間で10店舗」を目標に掲げる。

 出店先の浜松町201ビルは、建設段階から同店仕様にカスタマイズされた賃貸物件。ビルのオーナーも四国出身のため意気投合、更地から同店のために新築してくれたという。居抜き物件を利用した展開を行う同社では例のないケースとなった。延床面積は71坪、席数は1階=56席、2階=48席、3階=30席。

 同店の目玉は、オープンキッチン形式で「迫力ある火柱が豪快」(同社広報・重田委久子さん)という1階の焼き場「藁(わら)焼きカウンター」。燃焼温度が800度~900度になるため、素材のうま味が引き立つという。昨年六本木にオープンした「わらやき屋」が好評のため、今回もわら焼きの焼き場を設けた。

 メニューは、「かつをの藁焼き塩たたき」(1,380円)、「帆立の藁焼き柚子塩バター」(680円)、「烏賊の藁焼き肝醤油で」(680円)、「カマンベールチーズの藁焼きフォンデュ」(750円)などのわら焼きメニューのほか、「四万十海老の唐揚げ」(750円)、「青さ海苔の天婦羅」(580円)、「鰹と酒盗のホクホクコロッケ」(650円)、「酒盗茶漬け」(380円)など、土佐の食材や郷土料理が約100種並ぶ。

 ドリンクメニューは約90種。日本酒は「酔鯨」「四万十川」「土佐鶴」など、高知県内18の蔵元から厳選した地酒を常備(490円~)。焼酎は高知県産30種(480円~)。うち土佐焼酎は「ダバダ火振り」(粟/520円)、「竜馬」(麦)、「龍馬」(芋)など6銘柄。「美丈夫ゆず」(600円)、「さっぱり味 文旦のお酒」(600円)など、土佐名物の果実の酒も揃う。

 「場所柄、宴会需要が多く見込まれるので、2階・3階は掘り座敷にし、宴会対応にした。六本木店で人気のわら焼きはやはり好評。チーズでも何でもわら焼きにして出している」と重田さん。

 営業時間は、月曜・火曜=17時~23時30分、水曜~金曜=17時~翌4時、土曜・日曜・祝日=16時~23時。

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