虎ノ門の期間限定W杯観戦カフェ、対オランダ戦予約客が200人超に

カメルーン戦で盛り上がる店内(6月14日撮影)。店内は無線LANが完備され、ネットによる中継や仕事も可能

カメルーン戦で盛り上がる店内(6月14日撮影)。店内は無線LANが完備され、ネットによる中継や仕事も可能

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 大型スクリーンでサッカーワールドカップ(W杯)南アフリカ大会パブリックビューイングを行う虎ノ門の期間限定カフェ「Libero Cafe」(港区虎ノ門1、TEL 03-6322-4786)が、予定する6月19日の対オランダ戦に200人を超える予約があり、電話が鳴り止まない状態が続いている。

 同店は今月4日、原宿の既存カフェを使いオープン。しかし収容人数が35人と少なかったため、開幕直前の11日に急きょ原宿から同所へ移転したもの。移転に伴い、名称も「世界一蹴カフェ」から「Libero Cafe」に変更した。経営は紙製品事業を行うキンダイ(和歌山県伊都郡)。

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 同所は9月からキンダイがカフェをオープンする予定の物件。現在はフリースペースだったことから今回の利用が実現した。店舗面積は185坪、席数は130席。立ち見を含む最大収容人数は約350人。ライブ中継を放映する大型スクリーンは150インチ3台、100インチ2台を備える。ドリンクや料理は同店前の居酒屋と提携し、ビール(700円)、ワイン、サワー、焼きそば、空揚げ、たこ焼き(以上500円)、フランクフルト(300円)などを提供する。

 同店をプロデュースするのは、個人サポーターとして昨年6月からW杯開催国32カ国を巡る旅を続ける男性アシシさんとヨモケンさんの2人組ユニット「Libero(リベロ)」。「個人がメディアとなれるウェブ新時代の到来を我々が身をもって体現すること」(ブログ「世界一蹴の旅」より)を目的に、訪れた先ではブログやツイッター、動画投稿サイトなどを使い現地からリポートを発信する。

 2人はサッカー好きが高じて勤めていたコンサルティング会社を退社。南アフリカでのW杯をゴールに1年間旅を続けた。旅の道中でも「元コンサル」らしく、自分たちをプロデュース。メディアや企業を巻き込んで露出を増やし、今月2日には単行本「世界一蹴の旅 サッカーワールドカップ出場32カ国周遊記」(双葉社、1,680円)の出版も実現した。

 2人の影響もあり、14日に行われた対カメルーン戦では180人が集結。うち3割が「Libero」ファン。同店の運営にかかわるジグ(港区)取締役の上妻善弘さんは「想像以上の来場者数だったが、虎ノ門という土地柄『大人』が多く、混乱は起こらなかった。ゴールを決めた際に客同士が抱き合ったりするなど会場が一体化、いい感じに盛り上がった」と振り返る。客層は20~40代で、ファッション界やIT業界の人の姿も多かったという。

 オランダ戦当日は「Libero」とのスカイプ中継や、2人がYouTubeに投稿している動画の放映のほか、同書やオリジナルTシャツ(3,300円)も販売する。「立ち見で良ければまだ入店可能。予約は不要」(上妻さん)という。

 営業時間は11時~23時(日本戦などの重要なゲームがある場合は試合終了まで)。入場料は18時まで=500円、18時以降=1,000円、日本戦放映日=2,000円。7月11日まで。

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