霞が関コモンゲートにビアホールとビアバー-サッポロライオンが同時出店

モダンでくつろげる空間を目指した「ブラッスリー銀座ライオン 霞が関コモンゲート店」。

モダンでくつろげる空間を目指した「ブラッスリー銀座ライオン 霞が関コモンゲート店」。

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 霞が関コモンゲート・アネックス(千代田区霞が関3)2階に1月20日、「エビスバー 霞が関コモンゲート店」「ブラッスリー銀座ライオン 霞が関コモンゲート店」の2店が同時オープンした。運営はサッポロライオン(中央区)。

「エビスバー 霞が関コモンゲート店」

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 エビスバーは昨年12月にオープンした銀座店に続く2店舗目。エビスの樽生5種全種をそろえ、限定樽生もスポット的に提供する。「エビス ザ・ブラック」にスパークリングワインを加えた「ブラックベルベット」など、ビールベースのオリジナルカクテル4種(各580円)も用意。愛媛の「八幡鯛」をビールで洗い臭みを取った「八幡鯛のカルパッチョ」(700円)など、料理にもビールを使用する。

 店舗面積は33坪、席数は19卓60席。コアターゲットは30~40代の近隣オフィスワーカー。コンセプトは銀座店同様「エビスと料理のマリアージュ」で、食材は「できる限り国産を使用」(同社広報担当・西村さん)する。カフェとしての利用も見込み、今後は首都圏を中心に10店舗程度展開する計画。

 ブラッスリー銀座ライオンは、2005年オープンの静岡店以来5年ぶり24店舗目の出店。昔ながらのビアホールとして長年運営されているブランドで、フランス風ビアホールがテーマ。「ブラッスリー」はフランス語でビール醸造所を意味する。これまではカントリー調で温かみのある内装が基本だったが、同店ではベロア素材を用いるなどモダンな雰囲気に一新。「オフィス街の方々がゆったりとくつろげるように配慮した」という。

 店舗面積は93坪、席数は114席で、8~10人用の個室も設ける。メニューは「カジュアル・ユーロ」をテーマに、フランス・イタリア・スペイン・ドイツなどの欧州伝統料理を中心に展開。スペイン・ガリシア地方の名物料理「タコの冷製ガリシア風」(560円)、フレッシュチーズとタマネギ、ベーコンのピザ「タルトフランべ」(1,000円)など、タパスからグリルまで多様なメニューをそろえる。

 両店ともオープン初日から満席と好調な出足をみせているという。「ブラッスリーはレストラン的でゆったり食事とお酒を楽しめる。エビスバーはビールを味わうのに最適で、帰りがけにちょっと一杯と気軽に立ち寄れる。気分に合わせて選択していただければ」とも。

 営業時間は、エビスバー=11時30分~23時、ブラッスリー銀座ライオン=ランチ11時30分~14時、ディナー17時~23時。両店とも土曜・日曜・祝日定休。

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