都内で「知床」「蕎の蔵」などの飲食店を展開するバンカ（新宿区）は10月26日、神谷町に鶏料理専門店「番番（ばんばん）」（港区虎ノ門3、TEL 03-6450-1994）をオープンした。同業態では渋谷、日本橋、新宿に続く4店舗目。

　店舗面積は24坪、席数は58席。テーブルなどに使用した木材の濃い茶色を生かし、ベージュの壁を基調とした内装でカウンターにはつり下げ型のランプを配し、落ち着いた雰囲気に仕上げた。

　メニューは、炭であぶり焼きにした焼鶏を中心に、煮込みや鉄板焼きなどの鶏料理が中心。「ねぎま串」（2本300円）、「やげん軟骨串」（2本280円）、「レバー串」「つくね串」（各2本320円）などのほか、希少部位の「鶏玉串串」「鶏ひれ串」（各200円）、「銀皮串」（各160円）も。そのほか、鉄板焼きや「もつ煮込み」（450円）、揚げ物なども用意する。ドリンクは、「赤星ラガー」（中瓶550円）をはじめビール、焼酎、酎ハイ、ハイボール、ワインを用意。「金紋 丸真正宗」（480円）、「嘉泉 幻の酒」（550円）などの地酒もそろえる。

　立地的にランチ需要も高いため、「地鶏のしぎ重御膳」（780円）、「地鶏の鉄板ねぎ塩焼き」（880円）、「地鶏の熱々シチュー」（900円）など幅広いランチメニューも用意し力を入れる。

「鶏肉は国産で地鶏も良いものを選んでいる」とこだわりをみせる同店の加藤店長。「いろいろな調理法で鶏のおいしさを味わっていただければ」とも。

　営業時間は、昼＝11時30分～15時、夜＝17時～23時。日曜定休。