新橋に2店舗目の「ホルモン倶楽部」-大衆酒場風で差別化図る

順調な赤れんが通り店に続きオープンした「ホルモン倶楽部 新橋道場栄通り店」

順調な赤れんが通り店に続きオープンした「ホルモン倶楽部 新橋道場栄通り店」

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 都内で焼肉店などを展開するビーバスマット(千代田区)は3月12日、新橋にホルモン焼き専門店「ホルモン倶楽部 新橋道場栄通り店」(港区新橋2、TEL 03-3501-0831)をオープンした。同ブランドの新橋出店は2006年3月に創業した「赤れんが通り店」に次ぐ2店舗目。

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 新店舗は都内に3店舗ある「ホルモン倶楽部」を大衆化した同社の新業態。3年前に開業した赤れんが通り店の席数が23席と少なく、「いつ来ても満席で入店できない」という状況を解消するため同地区への出店を決めた。

 同社広報担当の田中司さんは「赤れんが通り店を運営したことで新橋という場所のニーズを知った。店名は同じだが新店舗は価格も抑え、気軽に寄れる焼肉酒場をイメージした」と話す。大衆酒場を意識し、照明も既存店より明るくした。メニューも「栄通り店でしか食べられない」オリジナルを用意する。

 店舗面積は19坪で、席数は32席。赤れんが通り店では難しかった宴会需要にも対応する。客層は赤れんが通り店と同様だが、「女性客も少なくない。1人で来店する女性も見かける」(同)という。

 メニューは約30種類に上る多様なホルモン類と焼肉全般、ビビンバなどのご飯類、スープ、サラダなど。「舌の肥えた新橋の人のために」(同)希少な肉の部位などを提供する「裏メニュー」も存在する。「炭火ではなくガスを使用するなどしてコストを工夫した。食材のクオリティーは他店と同じ」(同)。

 新橋はホルモン・焼肉の激戦区。「だからこそ勝負をかけ、一番になりたい」と田中さん。「ホルモンや肉の質には絶対的な自信がある。ホルモンやレバーが苦手なお客様から『ここの店なら食べられる』という声をいくつももらっている」と胸を張る。

 営業時間は16時~24時。日曜定休。オープンを記念し、4月30日までホルモン1皿を無料で提供する。

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