ダイシン（新宿区）は7月17日、ニュー新橋ビル地下1階にスタンディング形式の「肉屋のどんぶりかんじょう」（港区新橋2、TEL 03-6415-7955）をオープンした。場所は、牛かつで有名な「おか田」の近く。

　同社の飲食店1号店となる同店は、店舗面積3坪。6人ほどで満員となる店内は、調理場が狭いため昼の品数は3品のみ。社員の実家である肉屋のオリジナルレシピを使った「スタミナ丼」や、ホテルの調理担当者の協力を得た「ハンバーグ丼」など、「品数が少ないので手間をかけ味にこだわった」（担当者）という。夜は調理場が狭いため同社社長が以前より興味を抱いていた、調理の必要のない缶詰バーの形式を用いた。

　フードメニューは、昼＝「スタミナ丼」「ハンバーグ丼」「カレー煮丼」（すべて500円のワンコイン）の3品。夜＝イワシや焼き鳥などの缶詰約50品。ドリンクは低価格商品を中心にするため、生ビールではなく発泡酒を提供する。メニューは「淡麗生」（300円～）、「まろ亀」（500円）など約10品。

　ターゲットは近隣で働く20代後半～50代の会社員で、客単価は昼＝500円～600円。夜＝1,000円～1,500円を想定する。

　今後同社は8月にも西新橋に立ち飲み店を開店するほか、その後10店舗ほどの出店を予定している。営業時間は、昼＝11時30分～15時30分、夜＝16時～23時。土曜・日曜・祝日定休。