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新橋に二毛作インド・ネパールレストラン-夜はホルモン焼き「夏冬」に

ビルの正面にあり、ひときわ目立つ「ドゥルガ」の看板。店の入り口には「夏冬」の赤ちょうちんが下がる

ビルの正面にあり、ひときわ目立つ「ドゥルガ」の看板。店の入り口には「夏冬」の赤ちょうちんが下がる

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 新橋四丁目交差点近くにインド・ネパールレストラン「ドゥルガ」(港区新橋5、TEL 03-6459-0757)がオープンして1カ月が過ぎた。

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 ランチタイムは「ドゥルガ」として、ディナータイムは芝大門の人気ホルモン焼き店「夏冬(かとう)」の2店舗目として営業する二毛作店。「夏冬」は芝大門に出店して13年がたつ人気ホルモン焼き店で、ランチタイムにはネパールカレーを提供することでも有名。両店が店舗を共有するきっかけについて、「夏冬」店長の加藤豊さんは「ドゥルガ店長のラマンさんから、インド・ネパールレストランは夜になると客足が鈍ることを相談されたこ」と経緯を話す。その際に「夜は大衆向けなホルモン焼きの店として営業しては」と提案し、実現したという。

 店舗面積は33坪。席数は60席。日中に営業する「ドゥルガ」の主力メニューは、約40種類のカレーから食べたいメニューを選べるランチセット(800円~1,300円)。内容は、カレー1種にライスとサラダが付くセットから、カレー3種にタンドリーチキンとシークカバブ(各1ピース)、サラダ、タマネギピクルス、ナンまたはライス、ドリンクが付くセットまで、12種類を用意する。カレー1種にナンまたはライス、サラダが付く「ランチテークアウト」(700円)も。「芝大門店のカレーは、ラマン店長のお姉さんが作る家庭的なネパールカレーだが、ドゥルガのカレーはネパール人シェフが作る本格的な味」と、加藤さん。

 夜間に営業する「夏冬」のホルモン焼きは、テーブルの上にしちりんを置き、客が自ら焼いて食べるスタイル。主力メニューはホルモンの盛り合わせ(1,000円~2,000円)。「カシラ」「レバー」「ナンコツ」「ガツ」「ハラミ」(以上300円)や「茄子焼き」「にんにく焼き」(250円)など、単品でも注文できる。「ホルモンは、毎朝、芝浦の食肉市場から私が買い付けてきたものを出している。レバーなどは、以前であれば生食で出していた新鮮なものを、今も継続して提供中」(加藤さん)。

 ディナータイムにもカレー料理を提供。「パパド」(300円)、「マライチキンティッカ」(400円)「サモサ」「シークカバブ」(以上2ピース、500円)「タンドリーチキン」(2ピース、550円)など。客からリクエストがあれば、ランチタイムで提供するものと同じカレー(約40種、ナンまたはライス付き、1,260円)も出す。ドリンクメニューは、「アサヒスーパードライ」(450円)、「印度ビール」「ネパールビール」(以上600円)、「インドワイン(赤・白)」(各3,000円)、「ラッシー」(350円)など約25種類。

 「昼と夜で店が違うので、ぜひ両方の時間帯で来店してほしい」と加藤さん。「芝大門の店のように多くの人に足を運んでもらい、近隣で働く人や常連さんたちの社交の場にしたい」とも。

 営業時間は、「ドゥルガ」(ランチタイム)=11時~16時、「夏冬」(ディナータイム)=17時~23時。日曜定休。

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