柳通りに兄弟バー「アトリウム」の姉妹店-店内外は列車をイメージ

列車の先頭車両の左半分をイメージした「Bar M」店舗入り口。

列車の先頭車両の左半分をイメージした「Bar M」店舗入り口。

  • 0

  •  

 兄弟バーで知られる「Bar Atrium(バー・アトリウム)」「Bar Atrium 宴」(港区新橋2)に姉妹店「BarM」(新橋3、TEL 03-6450-1179)がオープンして1カ月が過ぎた。場所は三味線店「石村屋」1階で、白いたい焼き店「鯉やき恋来~い」跡。

[広告]

 店舗面積は6坪。席数は7席でカウンターのみ。運営は元アトリウムスタッフ・山本美和さん(33)が行う。店名は山本さんの名前「みわ」の頭文字「M」から。「お酒と接客が大好き」という山本さんは、これまで一貫してサービス業に従事。平日は銀座で、土曜はバー・アトリウムで働いてきたが、メーンだった銀座の店が閉店したのを機に独立を決意した。

 奥に細長い造りの店内は、「車庫に入っている列車内をイメージした」(「バー・アトリウム」オーナーの渡辺宗憲さん)インテリアでまとめた。車両風の天井に壁面には列車の窓。「車窓」からは車庫のレンガ壁が見えるという演出。店舗入り口も、連結器の付いた列車の先頭車両を模した。「オリエント急行のような店内にしたかったが、予算もあり(笑)列車風になった」と渡辺さん。

 ドリンクはウイスキーをメーンに約50種で、メーンモルトは「M」と同じ頭文字のマッカラン。ウイスキー類はショットが800円から。ビールは瓶(びん)内熟成タイプのドイツビール「ガジェット」(1,000円)を置く。カクテル類はジントニック、ウォッカトニック、モスコミュールなど(800円~)。ボトルセット3,000円。「今後少しずつ勉強を重ね、カクテル類も充実させていく」(山本さん)。

 フードメニューは「キッチンが小さいため」(山本さん)シンプルなものが中心。「自家製ピクルス」(800円)、「自家製レーズンバター」(900円)、「サラミピザ」、「ソーセージの盛り合わせ」(以上1,000円)など。

 ともに店を切り盛りするチーフは銀座の同僚で息も合う。客層は、山本さんを慕って足を運ぶかつての顧客が多いという。「人気店の姉妹店として、まずはバー・アトリウムのような存在を目指したい」と山本さん。「看板もなく、入りにくい店に見えるが、そんなことはないので(笑)気軽に立ち寄ってほしい」とも。

 営業時間は19時~翌2時。土曜・日曜・祝日定休。テーブルチャージ1,000円。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース