「ねじキューピー」を取り扱う三和鋲螺(港区虎ノ門4)は11月25日、昨年に引き続き「ねじクリスマス」の発売を開始した。販売個数は約200個。
デザインは昨年同様、ボディーにスワロフスキーのラインストーンをまとい、手にはゴールドのねじ、頭部にはクリスマスらしいリボンがあしらったもの。昨年は赤いリボンのみだったが、「今年は制作途中で赤いリボンが足りなくなり、急きょ緑で代用した」ため、2種類の「ねじクリスマス」が登場した。
材料のスワロフスキーなどにコストがかかるため、価格は一般の「ねじキューピー」より高い1,200円。それでも入荷以降、1日あたり10~25個ずつ売れているという。追加制作は考えておらず、絶対数が少ない緑は「レア物になるかもしれない」と同店3代目の石井健友さん。
今年は本業のねじ業者としての取材やコンテンツ制作への協力依頼などもあったという同店。「ねじキューピー」にヒントを得た「カメラキューピー」の登場や、来年の「ねじの日」(6月1日)には「ねじキティ」も発売される予定と、「ねじキューピー」フィーバーの余波は今も続く。生みの親である石井さんは至ってマイペース。「年末までには来年の干支を意識した『トラキューピー』を間に合わせたい」と新作への意欲を燃やす。
営業時間は、月曜~金曜=8時30分~18時、土曜=8時30分~16時。日曜・祝日定休。ねじキューピーの通販・予約・取り置きは不可。販売は1人3個まで。