あきない総研、起業支援サービス開始-「ヒト・モノ・カネ」提供へ

「katana」発足にガッツポーズで意気込みをアピールするサポート企業の代表者ら

「katana」発足にガッツポーズで意気込みをアピールするサポート企業の代表者ら

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 起業支援を中心としたコンサルティング事業を行う「あきない総合研究所」(港区東新橋2)は11月19日、ベンチャー企業を対象に経営支援を行う「katana(かたな)」のサービス提供を開始した。

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 同サービスは起業家や起業準備中の個人に対し、同社や提携するサポート企業が起業・独立に必要な「ヒト・モノ・カネ」(同社)などを無償または割引価格で提供するもの。

 現在は「モノ」に特化して提供を行っているが、2010年3月には「カネ」を、同4月には「ヒト」の支援も始まるという。サポート企業はマイクロソフト、弥生、サイボウズ、ネットオン、シー・レップ、さくらインターネット、ファインドスター、オフィスバスターズ。

 サポート内容は、マイクロソフト=同社製ソフトウエア(3年間)、弥生=会計ソフト、サイボウズ=グループウエア(1年間)、オフィスバスターズ=ビジネス用中古デスク・チェア(1年間)など。あきない総研は起業・経営初回相談とレンタルオフィス3カ月を無償で提供する。

 サービス利用には会員登録が必要。登録条件は法人設立3年以内の起業家または個人事業主と起業を目指す個人。登録無料。3年後には起業・成長に必要なすべてのサポートを目指す構え。

 同社の吉田雅紀社長は「企業の売り上げ低迷・倒産に伴う失業率の増加が大きな社会問題となっている。当サービスの提供が企業の増大・活性化・雇用創出の施策となれば」と期待を寄せる。

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