浜松町にビジネスホテル相次いでオープン-空港利用客など見込む

リブランドオープンした「スマイルホテル浜松町」。新規オープンした「ホテルマイステイズ浜松町」と共に林立する他ホテルとの差別化を図る

リブランドオープンした「スマイルホテル浜松町」。新規オープンした「ホテルマイステイズ浜松町」と共に林立する他ホテルとの差別化を図る

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 浜松町で6月1日と14日、ビジネスホテルが相次いでオープンした。新たに開業したのは「スマイルホテル浜松町」(港区芝1、TEL 03-5476-2211)と「ホテルマイステイズ浜松町」(浜松町1、TEL 03-6689-3939)で、運営はそれぞれホスピタリティオペレーションズ(千代田区)とウィークリーマンション東京(港区)。

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 同ブランド8つ目のホテルとなる「スマイルホテル浜松町」は、長期滞在型キチネットルームを多数併設したことで話題となったデザイナーズホテル、旧「リトリート浜松町」(2007年オープン)。今回は運営会社変更によるリブランド・リニューアルオープンで、20室あるキチネットルームは「サービスアパートメント」というかたちで継承される。

 地下1階、地上15階建て。2~9階の40室がホテル、10~15階の20室が「サービスアパートメント」で、客室タイプは「スタンダード」(20.5平方メートル、13,500円~)と「デラックス」(25.5平方メートル、15,500円~)がある。「サービスアパートメント」ルームの利用は1カ月単位で、料金は158,000円から。

 同ブランドとしては長期滞在型ホテルの運営は初。同ホテル支配人の奥平有美さんは「100室を超える大型ビジネスホテルが乱立するなか、当ホテルの部屋数は多くはないが小規模ならではの細やかなサービスを提供していきたい。長期滞在に適した広めの室内やバスルーム、独立型のトイレ、シックなインテリアも好評をいただいている」と話す。

 一方、「ホテルマイステイズ浜松町」はバリアフリーの客室や東京タワービューの客室を備えた新築で、昨年今年と6つのホテルをオープンした同ブランド9店舗のホテル。「快適性を追求した」という客室は、全室低反発マット使用のオリジナルベッドや加湿機能付き空気清浄機を配備するなどソフト面に注力する。

 地上14階、モデレート52室、スーペリア44室、スーペリアタワービュー8室、アクセシブル(バリアフリー)1室で、料金は12,500円から。広報担当の高洲信光さんは「リーズナブルで快適がコンセプト。新築ということもあり、『気持ちが良い』との声をもらっている。今後もきれいな施設を維持し、『また帰ってきたい』と思ってもらえるホテルを目指す」と意気込みをみせる。

 両ホテルとも浜松町駅から徒歩5分前後と利便性が良く、主に羽田空港利用客やビジネス利用層を見込む。共に飲食店は併設していないが、将来的には近隣の飲食店との提携を視野に入れているという。

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