新橋の日韓友好ギャラリーで「最後の企画展」-下北沢移転を前に

西新橋の静かな場所にある同ギャラリーは千葉や神奈川からの来客も多い。「下北沢にも是非行く」との「嬉しい言葉」(オーナーの宋さん)も

西新橋の静かな場所にある同ギャラリーは千葉や神奈川からの来客も多い。「下北沢にも是非行く」との「嬉しい言葉」(オーナーの宋さん)も

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 新橋のギャラリー「Gallery Kyo」(港区西新橋2、TEL 03-3591-3520)が7月18日、下北沢に移転オープンする。

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 2003年4月にオープンした同ギャラリーは、オーナーの宋周榮(ソン・ジュヨン)さんが日本と韓国の文化交流や互いが協力し合う新たなビジネスのきっかけ作りになればと、「日韓 友情のポシャギ展」などさまざまな企画を行ってきた。

 移転先は、下北沢駅南出口から近い世田谷カトリック教会そばで、地下1階に展示室、1階にアートショップを設ける。店舗面積は、展示室=83平方メートル、ショップ=60平方メートル。内装は「白を基調としたシンプルなものになる」(宋さん)という。

 移転を前に同ギャラリーでは現在、「新橋での最後の企画展」として「れとろもだん アジア家具展」を開催している。韓国のアンティーク家具や膳(ぜん)、レトロ風のアジア家具など100点余りを展示している。そのほか、焼き物やアクセサリー、小物、ポシャギの素材や関連本などを2~3割引きで販売。

 宋さんは「この場所ではお客さんが腰掛けて本を読んだりするなど、ゆっくりしていってくれた。昼食のついでに立ち寄るサラリーマンなどの姿もあり、移転を残念がってくれている。新しい場所もそういう場所にできれば」と話す。一方で、「下北沢はイベントも多いアーティスティックな街。楽しみにしている」と期待ものぞかせる。

 営業時間は10時~18時、土曜=10時~17時。日曜・祝日定休。新橋での営業は6月20日まで。

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