人気の「ねじキューピー」に新色追加-神谷町のねじ店が明らかに

発売から1年。ボディカラーに新色2色が加わることになった「ねじキューピー」。

発売から1年。ボディカラーに新色2色が加わることになった「ねじキューピー」。

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 神谷町のねじ専門店「三和鋲螺(さんわびょうら)」(港区虎ノ門4)は、話題を集めた「ねじキューピー」の新色を10月に追加することを明らかにした。

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 同店3代目で「ねじキューピー」の発案者・石井健友さんによると、新色は赤と黒の2種類。スタンダードのグレータイプは装飾を施した13種類の「ねじレンジャー」があるが、現在のところ新色に装飾の予定はないという。

 「ねじキューピー」は、「ねじ店限定」という異色さと、キューピーがミノムシ状の気ぐるみを着た「きもかわいい」容姿が話題を呼び、昨年9月の発売以来大きな人気を呼び続けてきた。8月には過去最高の5,000個を入荷したが、初日には早朝から100人が並び、「現在在庫はほとんどない状態」(石井さん)。平日の昼時には「まるでお弁当屋さんのようにお客さんが並んだ」(同)という。

 ノーマルタイプの「ねじキューピー」に、同店の商品であるネジやナットなどを石井さんの家族が手作業で装飾する苦労がある一方、「夜更かしして頑張っても1日100個程度が限界」(同)だった。今回の大量入荷では、今まで作業に加わっていなかった石井さんの父も「ねじウィング」「ねじバタフライ」を手伝うようになり、家族の絆がさらに深くなった様子も。

 一連の「ねじキューピー」旋風について、石井さんは「以前よりは落ち着いたが、雑誌や新聞、テレビの取材が続いており、反響は相変わらず。今回も北海道から来た人がいたり、沖縄から来店したいとの問い合わせがあったりした。今後は携帯ストラップ以外のグッズも予定している」と話す。

 新色の赤・黒は、各1,000個、計2,000個が10月上旬に入荷する見込みで、管理上追加入荷は難しく、限定販売の可能性が高いという。

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