浜松町・大門駅近くに全フロア飲食店ビル-8フロアに業態異なる7店舗

浜松町に全フロアー飲食店の「夜型」商業施設オープン、不動産投資会社が保有

浜松町に全フロアー飲食店の「夜型」商業施設オープン、不動産投資会社が保有

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 アセット・マネジメント事業を手がけるアジア・パシフィック・ランド・(ジャパン)・リミテッド(港区赤坂)は1月22日、全フロア飲食テナントが入居する複合飲食ビル「ムーンストリート大門」(港区浜松町1丁目)をオープンした。場所は、大門駅交差点近くの路地の一角。

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 同社はビジネスエリアである浜松町に飲食店が不足していると判断、浜松町駅と大門駅を結ぶ通りに隣接する立地も考慮し全フロアに飲食テナントを誘致した。

 施設名は、同社が保有する亀戸と浜北(静岡県)で展開する商業施設「サンストリートシリーズ」を昼型とし、「ムーンストリート大門」を夜に焦点を置いた施設と位置づけ、「サン(太陽)」に対し「ムーン(月)」と名付けた。

 敷地面積約150平方メートルに建つ同ビルは、地上7階地下1階建ての8フロア。延べ床面積約=930平方メートル。ビル外観にフルサッシ素材を採用し、各店の内装を外からオープンにすることにより、他店との差別化を図る。屋上には施設名を意味する月明かりをイメージしたオブジェを設置したほか、1階に前面道路と建物後方の緑地をつなぐ貫通通路を設け、多方面からのアクセスのしやすさに配慮したという。

 入居テナントは、「ナショナルチェーン展開をしない」「食材の仕入れや接客サービスにこだわりを持つ」ことを条件に選んだという。テナント内容は以下の通り。地階=青山に本店を構えるハマグリ専門店「焼きはまぐりる」、昼はカフェ夜はバー営業の1階=「Bally’s Coffee&Beer」、2階=神谷町で1号店を運営する野菜メーンのレストラン「やさい家DAICHI」、3階=すり身などの練りもの・おでん料理「ゑ~もん」、4階=比内地鶏を使った焼き鳥「今井屋総本店」、5階=鹿児島県からの産直食材を多用する「薩摩牛の蔵」、6~7階=各地の豚をメインに調理する居酒屋「伊蔵」。

 ターゲットは、近隣エリアで働く30代~の会社員とOL。カジュアルな接待やデート需要を見込む。

アジア・パシフィック・ランド・(ジャパン)・リミテッドわんこそば形式の「焼きハマグリ」店-大門駅近くのビルに開業(新橋経済新聞)神谷町に野菜メーンのダイニングレストラン-新業態1号店(新橋経済新聞)汐留南エリア最後の大規模施設が完成-複合ビルに飲食店20店(新橋経済新聞)汐留に「ドイツの海辺」がテーマのダイニング-ビール輸入会社が経営(新橋経済新聞)

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