リクルート、新橋に「就職Shop」4号店-若者と中小企業を結ぶ新事業

新橋駅近く、汐留口側にリクルートの「就職Shop」

新橋駅近く、汐留口側にリクルートの「就職Shop」

  • 0

  •  

 リクルート(中央区)は1月15日、「正社員で就職を希望する若者」と「若者を採用したい中小企業」のマッチングを行う「就職Shopとうきょう」(港区東新橋1、TEL 03-3575-7111)をオープンした。場所は、第一京浜通り沿いの同社東新橋ビル1階と2階。

[広告]

 同店は、地元企業と地元で就職を希望する若者をマッチングする新事業として、2006年4月に1号店を横浜の桜木町に開設。既存店に来店する若者の年代は10代~30代で、中でも20代が80%以上を占める。同社は、「正社員」としての経験のない若者と、未経験者の採用が可能な従業員数300人以下の「中小企業」とのマッチングに力を入れることにより、他社との差別化を図る。20代を中心とした就職を希望する若者が多く集まるエリアである大阪や、横浜などの「首都圏」を中心に店舗を出店。とうきょう店は大阪や船橋に続く4店目。

 サービス内容は、求職者が専門スタッフ(キャリアコーディネーター)による、若者目線で作成した求人票の案内から、求人紹介・企業との面接設定・模擬面接などが受けられるもの。求職者の登録は無料で、企業は採用が決定した場合1人につき50万円をリクルートに支払う成功報酬型。

 「とうきょう」店の面積は約50坪。1階=会員証となるパスポートを発行する受付コーナーなどを配置。登録時にスタッフと行う面談スペースも。2階=個別ブースが中心のフロアー。「マッチングコーナー」や、企業面接に向け服装チェックを含めた「模擬面接」サービスを行う。

 担当の木村さんは「少子化で中小の採用市場は大企業に比べ厳しさを増す一方、正社員を希望しつつもアルバイトやフリーター生活を送る若者も増加している。若者は、インターネットの就職サイトを見てはいるが、情報が多すぎて選び方がわからず応募まで結びつかない。当社は企業と求職者の間に人を介し、若者の就職行動を喚起し応募に結びつける。同事業を通してリアルなコミュニケーションの大切さを発信していきたい」と話す。今年4月には、埼玉県内に5店目の出店を予定している。

 営業時間は、月曜~金曜10時~18時30分。土曜・日曜・祝日定休。

就職Shopリクルート、クロスゲートに「就職Shop ヨコハマ」開設(ヨコハマ経済新聞)リクルート、クロスゲートに「就職Shop」開設を発表(ヨコハマ経済新聞)

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース