![笑顔で迎えるスタッフのみなさん](https://images.keizai.biz/shinbashi_keizai/headline/1618464038_photo.jpg)
東京虎ノ門東急REIホテル(港区愛宕1)が4月1日、営業を再開した。
昨年7月1日に営業再開した後、東京都の受け入れ要請に基づき、再び8月7日から新型コロナウイルス感染症患者、無症状・軽症者の宿泊療養施設として客室を提供し療養者のサポートを行っていた同ホテルは、2021年3月16日で宿泊療養業務を終了。期間中、約2000人を受け入れた。3月17日から館内消毒、清掃を行い、今月1日から一部内容を変更して営業している。レストラン「シャングリラ」は4月2日の朝食から営業を再開した。
同ホテルでは、みんなが笑顔で暮らせる社会を取り戻すことを目標に、新型コロナウイルス感染症によって起きた差別や偏見をなくしたいとの思いから始まった活動「シトラスリボンプロジェクト」に賛同、ホテルスタッフ一同でシトラスリボンを身に着け接客している。モチーフであるシトラスカラーの3つの輪は「地域」「家庭」「職場もしくは学校」を表す。
同ホテルの松元幸雄さんは「療養施設としては4月に続き2度目となる今回は、都職員の補助的業務の多くをホテルフタッフで受託した。都職員・看護師の業務を間近で見て、療養者の電話対応をする中で大事な業務に携わっているのだと感じた。今後はこの経験を生かし、感染対策を徹底し、皆さまから頂戴した応援に恩返しをしたい」と話す・
レストラン営業時間は、7時~10時30分、11時30分~15時。