防災気象講座「みんなで学ぼう!大雨・台風・気象災害から身を守る」が3月28日、虎ノ門の「港区立みなと科学館」(港区虎ノ門3、TEL 03-6381-5041)で開催された。
「まちに息づく科学の発展と探究」をコンセプトに、昨年6月にオープンした同施設。港区の「知の拠点」として、近隣で働く人たちや地元住民たちと科学体験や文化活動などを行っている。
当日は、「日本気象予報士会」の角竜介さんが講師として登場し、港区のハザードマップを用いて今後起こりうる都市型災害について解説。防災についてクイズ形式で出題したほか、過去起きた災害についての体験を共有するなど、地域住民と情報交換する場面も見られた。
広報担当の眞木まどかさんは「私たちの生活と切り離せない『防災』をテーマに、気象庁気象科学館で活動している気象予報士の人と企画し、大人向けの講座を行った」と話す。「今回の講座をきっかけに科学館へ足を運んでいただき、気象災害や港区における防災のこと、みなと科学館について知っていただければ」とも。
開館時間は9時~20時。第2月曜定休。入館無料。