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新橋に「昭和ブックカフェ」 昭和の漫画や写真集6000冊用意

店舗外観

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 新橋の「昭和ブックカフェ」(港区新橋2、TEL 03-6550-8718)がオープンして3カ月がたった。運営は「新橋大好き」(福井市)。

約6000冊の「昭和の本」を並べる同店

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 オープン日は昨年11月12日。昭和時代に販売または流行した漫画や本、写真集などをメインに並べることで、一般的に小説や専門誌、雑誌などを多く並べる「ブックカフェ」や主に新しめの漫画を扱う「漫画喫茶」と差別化を図った。扱う本の冊数は約6000冊で、約8割が漫画だという。電源、Wi-Fi完備。

 店主の鈴木清一さんは、もともと趣味で漫画集めをしていたという。福井市で育ち、就職後、27歳の時の転勤と同時に新橋で働き始めた。当時はほとんど毎日、仕事帰りに新橋の飲食店や居酒屋などへ飲みに行くようになり、街に愛着が湧き始めたという。次第に「新橋の街で何かしたい」と思うようになり、2年前から店の構想を持ち始め、昨春の定年退職を機に本格的に準備に入り、オープンにこぎ着けた。

 フリーソフトドリンクが付いて、料金は1時間=400円、以降20分ごとに100円増し。3時間(800円)や5時間(1,200円)のパック料金も用意する。ビール(600円)を注文した場合は1時間滞在でき、カップ麺(300円)や、お菓子、おつまみ(100円~)も提供する。

 鈴木さんは「たくさんの人に昭和の文化を味わってほしい。ビールを飲みながら好きな本を読むことは楽しいはず」と話す。「メインターゲットは50~60代だが、テレワーク利用などで20~30代のサラリーマンなどにも来店いただいている。まずは、仕事の合間や仕事終わりなどに気軽に足を運んでほしい」とも。

 現在の営業時間は7時30分~20時。

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