居酒屋「明石ニューワールド」(港区新橋2、TEL 03-5501-1223)が4月25日、ニュー新橋ビル地下1階にオープンした。席数は38席。
明石市の食材やソウルフードをメインに扱う同店。飲食店などを経営する「ワールド・ワン」(神戸市)、一般社団法人明石観光協会、明石市漁業組合連合会、あかし玉子焼ひろめ隊(以上、明石市)の連携協定で誕生し、明石市のアンテナショップとしての役割も果たす。メインターゲットをサラリーマンとし、「仕事帰りに気軽に立ち寄れる大衆酒場」を目指す。地元で明石玉子焼として親しまれる「明石焼」は、明石市で修業したスタッフが店頭で焼き上げる。
提供するメニューは、だしで味わう「ふわとろ食感」が特徴という「明石焼」(4個300円、8個580円)や、明石浦漁港の鮮魚を使った「明石たこ刺し」(500円)、「明石鯛(たい)お刺身」(580円)など。明石おでんの「明石たこ煮串」(380円)、「自家製すり身天」(90円)や、明石名産の穴子料理「焼き穴子」(680円)、「穴子骨せんべい」(280円)なども用意する。アルコールは、あかしウイスキーで作る「あかしハイボール」(380円)や、たる詰め地酒「ドラフト生」(580円)、白玉ワイン(赤・白、各480円)などをそろえる。
ワールド・ワン取締役の岡井友満さんは「お客さまに週2~3回は飲みに来ていただけるよう、リーズナブルな価格設定にこだわった。昼営業も行うので、昼飲みの場としても利用してほしい。持ち帰り用の明石焼も用意しているのでオフィスなどでも味わっていただきたい」と話す。「手軽に明石焼と酒が十分に楽しめ、明石の魅力をしっかり伝えられる店を目指したい」とも。
営業時間は、平日=11時30分~23時、土曜・祝日=15時~22時。日曜定休。