週末限定のマルシェ「新虎マルシェ」(港区西新橋2)が現在、虎ノ門ヒルズ前で行われている。運営はアグリゲート。
2016年から「2020年東京オリンピック・パラリンピックを活用した地域活性化推進首長連合」が日本各地の「ヒト・モノ・コト」の魅力を集め、地方創生につなげることを目的に展開するプロジェクト「旅するマーケット」の一環。
同社は、「新鮮・おいしい・適価格」をモットーに旬にこだわる「旬八青果店」をメインに展開する。昨年12月4日に虎ノ門店、同11日に西新橋店をオープンしたことがきっかけで、東京オリンピック・パラリンピックに向けて開発が進む新橋と虎ノ門を結ぶ環状2号線「新虎通り」に出店。「『食』や『農』の分野で一緒に盛り上げていくことに関われれば」と出店を決めたという。
マルシェは、プロジェクトの中で行われている「旅するスタンド」の店先で毎週金曜と土曜に行われている。同スタンドが現在、「三重大衆酒場 ヒルコメ ヨルサケ 北勢」としての三重県の菰野町、鈴鹿市、桑名市の産品を使ったメニューを展開しているため、マルシェでも同地域の食材の取り扱いをしていくという。青果に限らず、農産加工品や工芸品なども販売する。
現在は、マルシェで販売するトウモロコシと生ビールのセット(500円)も提供している。
広報担当の佐藤麻美さんは「虎ノ門エリアの方々に、全国各地の『新鮮・おいしい・適正価格』の青果を届けていきたい。全国には、まだまだ知らないおいしいものがたくさん眠っている。マルシェの取り組みをきっかけに、さまざまな産地とつながり、都市で暮らす皆さまに豊かな食を届けていきたい」と話す。「近くの店舗さんとも連携しながら、一緒にこのエリアを盛り上げていきたい」とも。
営業時間は金曜=14時~19時30分、土曜日=11時~18時。