ホテルオークラ東京(港区虎ノ門、TEL 03-3582-0111)で8月11日「オークラウロ」を使ったコンサートが開催される。
7月27日から8月18日まで開催するアートコレクション展と同時催する同コンサート。
同コンサートで使用する「オークラウロ」は尺八とフルートを掛け合わせたような形の和製楽器で、ホテルオークラ創業者の大倉喜七郎が考案した「幻の楽器」という。今回は、バス・オークラウロやバイオリン、ギターを加えた編成で行う。
演奏者は、ソプラノ・オークラウロの小湊昭尚さん、アルト・オークラウロの松下尚暉さん、バス・オークラウロの元永拓さん、バイオリンの土屋雄作さん、ギターの齋藤純一さんの5人を予定する。
演目は、アイルランド民謡「庭の千草」、スコットランド民謡「スコットランドの釣鐘草(つりがねそう)」、成田為三作曲の「浜辺の歌」などを予定する。
同ホテル企画課長の荒井さんは「芸術を愛したホテルオークラの創業者、大倉喜七郎が残した幻の縦笛とも呼ばれるオークラウロ。旅をテーマにした絵画が集まるぜいたくな空間の中で、不思議な優しい音色を楽しんでいただけたら」と話す。
開催時間は19時45分~20時45分(19時30分受付)、入場料は、一般=4,000円(アートコレクション展入場券付き)。予約は同ホテルのウェブサイトと電話で受け付ける。