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ホテルオークラでアートコレクション展 「旅」テーマに、収益全額寄付

今回展示されるアルベール・マルケ《アルジェの港、ル・シャンポリオン》1944年頃(ヤマザキマザック美術館)

今回展示されるアルベール・マルケ《アルジェの港、ル・シャンポリオン》1944年頃(ヤマザキマザック美術館)

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 ホテルオークラ東京(港区虎ノ門、TEL 03-3582-0111)では7月27日から、第22回 秘蔵の名品 アートコレクション展「旅への憧れ、愛しの風景-マルケ、魁夷、広重の見た世界-」が開催される。

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 全3章のテーマに分け、第1章では富士山を主題とした作品や、旅を通じて目にする日本の風景を、横山大観をはじめとする日本画家の作品で巡る「日本の風景をめぐる」。第2章は佐伯祐三など西洋風景を多く描いた日本人画家の作品やフランス画家アルベール・マルケ、日本を代表する風景画家東山魁夷の作品を特集する「愛しの風景」。第3章では「広重、旅への憧れ」をテーマに、歌川広重の代表作「東海道五十三次」全55枚を一堂に展示する。

 秘蔵の名品 アートコレクション展は、株式会社ホテルオークラ東京のメセナ活動の一つとして1994年より開催。企業・団体・個人が所有している絵画を中心に、日頃鑑賞することのできない貴重な作品を展示する。純益の全てが企業文化交流委員会を通じて日本赤十字社とNHK厚生文化事業団に寄付され、これまでの計21回の開催で、総寄付金額は約1億7,400万円を超えるという。

 同企画の企画課課長・荒井さんは「22回目を迎える今回は、33名の作家による、合計124点という過去最高の出展数で開催。企業秘蔵の名品や、新発見の作品もご覧頂けるのが本展の醍醐味。旅に纏わる名画の数々で、非日常の世界を存分に味わえます」と話す。

 開催時間は10時~18時30分。入場料は、一般=1,300円(前売り1,000円)、学生=1,000円(同900円)、中学生以下無料。8月18日まで。アートコレクション展の入場券がセットになった宿泊プラン(1室2人、3万4,000円~、要予約)も用意する。

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