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新橋にビール専門店「Brasserie Beer Blvd.」-ビールつぎの達人が提供

オーナーの佐藤さんが考案した「サトウつぎ」。クリスピーでドライな刺激が味わえる

オーナーの佐藤さんが考案した「サトウつぎ」。クリスピーでドライな刺激が味わえる

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 新橋5丁目の柳通り沿いにあるビール専門店「Brasserie Beer Blvd.(ブラッセリービアブルヴァード)」(港区新橋5、TEL 03-6435-9266)がオープンして半年がたった。経営は「ビアブルヴァード」(港区)。

「Brasserie Beer Blvd.」の店内の様子

 店舗面積は約30坪。ウッドテイストで大きな窓がある開放的な空間の店内に、テーブル、カウンター、スタンディングの計58席を用意する。

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 同店オーナーの佐藤さんは、ビール業界で「アサヒスーパードライ」をどこよりもおいしく提供する「サトウつぎ」で有名。再開発に伴うビル建て替えのため2007年に閉店した「キールズバー」、新橋3丁目のビアパブ「新橋ドライドック」で初代店長を務めた後、今年2月に独立開業した。業界に入るきっかけは、「工学部に在籍していた学生時代に酒自体が化学的に面白いと感じ、酒の造り方、文化などを調べているうちにどんどんのめり込んだ」という。

 さまざまな国や地域から直接仕入れるドラフトビールは12種類。同店オリジナル専用グラスで提供される「アサヒスーパードライ」(390ミリリットル=680円)は、「シャープつぎ」「サトウつぎ」「マツオつぎ」の3種類のつぎ方で、同じ銘柄で異なる味わいが楽しめる。「シャープつぎ」は、きめ細かくクリーミーな泡で口当たりがよく、なめらかな味わいが特徴。佐藤さんが研究、考案した「サトウつぎ」は適度に炭酸ガスを抜きながら1度で注ぎ上げ、クリスピーでドライな刺激が味わえる。新橋ビアホールの名店「ビアライゼ’98」の松尾氏から師事した「マツオつぎ」は、炭酸ガスをじっくり時間をかけて抜き、2度つぎによって麦の味わいをしっかり引き出す。

 そのほか、イギリス伝統の琥珀(こはく)色のエール「バス ペールエール」(284ミリリットル=650円、568ミリリットル=1,100円)、ベルギー産フルーツランビック(野生酵母ビール)の「ベルヴュー クリーク」(400ミリリットル=800円)や、「日本一のクロ」と呼ばれる「ハーヴェストムーン シュバルツ」(266ミリリットル=750円、473ミリリットル=1,000円)、アメリカ西海岸スタイルの代表的なIPA「グリーンフラッシュブルーイング ウェストコースト IPA」(266ミリリットル=850円、473ミリリットル=1,200円)など。ワインやシェリー酒、ウイスキーなどもそろえる。

 料理はフレンチを得意とするシェフが作る豚肉料理がメーン。自家製のリエットやパテ・ド・カンパーニュが入った「シェルキュトリー盛り合わせ」(1,180円)や「自家製ソーセージ」(880円)、スモークポテトが入った「ポテトサラダ」(500円)、「パエリア」(2人前、1,680円)など。土曜のみ営業するランチ(12時~15時)には、「自家製ハム&チーズサンド」(780円)、「シェフおまかせパスタランチ」(880円)、「焼きカレー」(980円)など、ビールに合うメニューをチョイスしているという。

 「まずはこの店を1年間しっかりやること。お酒自体を飲む人も少なくなっている中で、おいしいビールを若い人に飲んでもらい、ビールのおいしさを知ってもらいたい」と佐藤さん。「スーパードライ」が1年間飲み放題の年間パスポート企画は、すぐに完売したという。「今後も面白いことを企画し、いろいろチャレンジしたい」と意気込む。

 営業時間は17時~24時(土曜は12時~22時)。日曜・祝日定休。

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