3月に開通した環状2号線の地上部道路「新虎通り」で5月22日、NPO法人「グリーンバード」虎ノ門チームが8回目の清掃活動を行った。虎ノ門非公認キャラ「カモ虎課長」も参加した。
同NPOは2002年に原宿・表参道で発足。国内外55チームでまちの清掃活動やまちづくりのサポートを行っている。同清掃活動は事前登録不要で、手ぶらで参加できるのが特徴。トング、ごみ袋、手袋、ビブスは主催者が支給する。
発足のきっかけについて「以前は商店会の青年部で清掃活動をしていたが一向にごみは減らず、一人でも多くの人にごみ拾い経験者になってもらえば拾う人の気持ちが分かり捨てる人が減るのではと考えた」と話す同NPO代表の横尾俊成さん。「定期的に目立つビブス姿で若い男女が楽しそうに清掃活動をしていれば、街にごみを捨てづらい空気ができるので」とも。
今後、定例で清掃活動を続けていくほか、さまざまなイベントや団体ともコラボレーションし「虎ノ門の一風景」となることを目指すという。「自分たちの街を自分たちの力で良くする文化を広げ、日本一きれいな街を実現していきたい」と意気込む。
清掃活動は毎月第2、第4木曜の8時30分から。