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新橋西口通りにラーメン新店「しお福」-ワンタン麺メーンに

「わんたんめんの店 しお福」店舗外観。「見た目は、昔ながらの中華料理屋を今風にアレンジしてみた」(和田社長)

「わんたんめんの店 しお福」店舗外観。「見た目は、昔ながらの中華料理屋を今風にアレンジしてみた」(和田社長)

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 新橋烏森口、新橋西口通りに10月10日、ワンタン麺をメーンに提供するラーメン店「わんたんめんの店 しお福」(港区新橋3、TEL 03-3434-2235)がオープンした。場所は、立ち食いそば店「万代」跡。店舗面積は約9坪。席数は、カウンター6席を含む16席。

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 同店の経営は、足立区を中心にラーメン店を複数展開する「GRAST(グラスト)」(台東区)。同店は7店目になるが、7店全て店名も提供するラーメンの種類も異なる。その理由を、和田社長は「問題が生じた際に他店に影響を及ぼさないためのリスクヘッジ、出店した土地にあったコンセプトを掲げることによる集客率の上昇、レシピ公開による従業員の独立支援と、違うことをやり続ける自分への挑戦」と話す。「わんたんめんの店 しお福」は、2012年3月に閉店した足立区の店舗と同じ名前。「しお福は、会社が最初に出店した店。昔を知る従業員のためにも、復活させる機会をうかがっていた」と、新橋での再出発が決まった。

 メニューのメーンは、4個のワンタンと炒めた白菜などがのった清湯(ちんたん)スープの「わんたんめん」(760円)。「昔ながらのタンメンをイメージした一杯。以前の店で出していたものと比べ、ワンタンは大きさを倍に、スープも圧力釜を使うことでうま味を凝縮するなど、味を進化させた」と、和田社長。「新橋はサラリーマンが多いので、さっぱりして野菜の多いメニューが好まれると思い、ワンタン麺の店にした」とも。このほか「味玉わんたんめん」「ねぎ入りわんたんめん」(以上860円)など、麺メニューは全7種類。麺は太麺と細麺から選べる。「味玉」「白菜(増量)」(以上100円)、「わんたん(増量)」(250円)など、トッピングも5種類用意する。

 このほか「わんたんスープ」(450円)、「焼餃子」「焼わんたん」(以上300円)、「ちび焼肉丼」「肉のせ青菜」「から揚げ」(以上350円)、「キリンラガー(ビン)」(500円)なども。

 「新橋はサラリーマンが多く年齢層も高めの街。長く商売するために、昔ながらの安心できる店を作り、オーソドックスな味を提供し続けていたい」

 営業時間は11時~翌6時(土曜・日曜は期間限定で21時まで)。

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