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新橋に立ち飲みバル新店-酒造会社が出資、五島列島から鮮魚直送も

外観はアイリッシュパブ風の「東京立ち飲みバル」。店内はスペインバルをイメージした内装に

外観はアイリッシュパブ風の「東京立ち飲みバル」。店内はスペインバルをイメージした内装に

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 新橋赤レンガ通りに10月22日、立ち飲み店「東京立ち飲みバル」(港区新橋2 TEL 03-6206-1995)がオープンした。経営はシェアー(港区)。場所は「アイリッシュタイムズ2号店」跡。店舗面積は約10坪。収容人数は最大30人ほどで、椅子も9脚用意する。

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 同店は、「むらさきいも」「時代蔵八」などの焼酎を製造販売する堤酒造(熊本県球磨郡)と、外食流通コンサルティング会社のスーパーソニック(港区)による共同経営。「蔵元から厳選した焼酎と、スペインから輸入したシェリー酒とイベリコ豚、そして五島列島(長崎県)から築地を通さず東京に直送された鮮魚の料理が売り」と小島社長は話す。

 焼酎メニューは、今年の酒類鑑評会で優等賞3冠を獲得した芋焼酎の「むらさきいも」と米焼酎の「譚(たん) 長期熟成酒」「吟球磨堤」、麦焼酎「焙煎麦」(以上450円)、米焼酎の「無限大」(550円)。シェリー酒は、全国で同店のみが販売するシェリー樽長期熟成酒「秘蔵酒」(750円)に加え、「バロン マンサニージャ」「バロン アモンティリャード」「バロン ミディアム」「バロン クリーム」「バロン モスカテル」(以上750円)も用意する。このほか、「トマトリキュール」「コーヒーリキュール」(以上500円)、ワインを赤白数種類(グラス=500円、ボトル2,500円)も。

 メーンのフードメニューは、五島列島にある奈留町漁協と五島漁協から、そのほかの漁協を通さず東京に直送された鮮魚を使ったカルパッチョ、ムニエルなど。「関西より東で五島列島から直送された鮮魚を出しているのは当店だけ。水揚げされて5分でトラックに乗せられ、1時間後にはフェリーに乗っているので、鮮度には自信がある」(小島社長)。スペインから直輸入したイベリコ豚を使った「イベリコ豚のコロッケ」(600円)、「イベリコ豚のソーセージ」「イベリコ豚のメンチカツ」(以上700円)、「ハモンイベリコ・セボ 生ハム」(800円)なども提供する。

 料理1~2品とドリンク1杯をセットにした「オススメセットメニュー」(以上1,200円)も。セット内容は、メンチカツかコロッケと生ハムが付く「スペインセット」、鮮魚のカルパッチョが付く「五島列島セット」など、常時3~4種類を用意。ドリンクは、焼酎各種、リキュール各種、グラスワイン各種、キリン一番搾りから選べる。

 「立ち飲み店は感度の高い人の交流の場。今のところ調べて来てくれる人の方が多く、中でも五島列島出身者に多く来店してもらっている」と小島社長。「経営が安定すれば、都内あるいは関西圏での店舗展開も考えていきたい」とも。

 営業時間は16時~23時30分。日曜・祝日定休。

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