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新橋に中華ベースの創作居酒屋-ワンコインランチも提供

「Fusa」の店内。ライトアップして女性客もくつろぎやすい雰囲気を演出

「Fusa」の店内。ライトアップして女性客もくつろぎやすい雰囲気を演出

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 新橋プラザビル(港区新橋4)そばに中華料理がベースの創作ダイニング「Fusa(ふさ)」(TEL 03-3434-8300)がオープンして1カ月が過ぎた

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 店舗面積は15坪で、座席は23席。居抜き物件だったが、白を基調とした内装に合わせて椅子を全て新調。新たにカウンター席3席を設けた。店名の由来は、店主・川島太郎さんの祖母の名前。「商売をやっていて、99歳まで生きた祖母を見習いたい」

 川島さんは、六本木や東京駅周辺でサラリーマン層をターゲットとした飲食関係の仕事に従事。そこで得た経験を生かすと共に、「今まで以上に自分のこだわりを打ち出した店を作りたい」と新橋への出店を決めた。

 フードメニューは日替わりメニューも含め約40種類。「特製蜜焼きチャーシュー」「本日の刺し身(チャイニーズカルパッチョ)」(以上840円)、「蒸し鶏の冷菜(ネギショウガソース掛け)」(630円)、「手作りギョーザ」(2個、360円)など。高級中華料理店で修業したシェフが、中華料理ベースの創作料理を提供する。

 川島さんの出身地である沖縄の料理も提供。「野菜と肉のチャンプルー」(730円)、「豚バラ肉のトロトロラフテー」(780円)、「ネギとショウガ入り汁なし煮込みソバ」(480円)など。「沖縄料理は中華が源流。両者を掛け合わせれば創作の幅も広がる」と川島さん。

 ドリンクメニューは約60種類。生ビール(480円)には、川島さんが時間をかけて選んだ特別なグラスを使う。「飲みやすさを重視して、プラスチックと間違われるほど薄いガラスのグラスを選んだ。泡がよりきめ細かくクリーミーになるよう注ぎ方にもこだわっている」と川島さん。このほか「角ハイボール」(480円)、「白洲森香るハイボール」(550円)、「森伊蔵」(880円)、「魔王」「村尾」(以上800円)、「百年の孤独」(850円)、ボトルワイン(2,400円)なども用意。「新橋の他の店と比べて1~2割安い価格に設定している」という。

 ランチメニューは週替わりで1~2種類。価格はワンコイン(500円)が基本だが、メニューによっては400円で提供することも。開店当初は700~800円台だったが、「お客さんが来てくれないので、1週間で価格をワンコインに変えた」。

 客層の中心は30~50代の男性サラリーマン。「新橋では値段が安いだけでは人を呼べない」と気を引き締める川島さん。「この店を起点に、新橋に2~3店舗を出せるくらいに成長したい」とも。

 営業時間は11時30分~14時、17時~23時30分。土曜・日曜・祝日定休。

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