汐留シティセンター（港区東新橋1）に9月17日、オリジナル麺料理店「ひかり製麺堂」（TEL 03-3569-7172）がオープンした。運営は飲食事業を展開するユニバースフードジャパン（兵庫県神戸市）。

　同業態は昨年神戸市内に1号店をオープン。8年前から汐留シティセンター地下1階にベトナム料理店「ベトナムフロッグ」を出店している関係で、今回の出店が決まった。場所は元すし店「金沢すし魂 神魚亭」跡。店舗責任者のアンドウさんは、「2階は高級感のあるフロアで正直値段も高い。そこをあえてロープライスの麺料理業態を提案した」という。

　店舗面積は約28坪、席数はカウンター13席、テーブル32席。自家製麺を用いた麺料理は「つけ麺」「らぁ麺」「あえつけ麺」を用意。主力商品は打ちたて中太麺を使用する「ゆず風味のつけ麺」（880円）。国産小麦とかん水で作る麺は、モチモチした歯応えとのど越しの良さが特徴だという。スープは地鶏の親鳥を一度炭火であぶり、豚の背脂や豚骨、たっぷりの無農薬野菜共にじっくり煮込む。

　この他つけ麺には「カレースープのつけ麺」（850円）、「チーズの入ったカレースープのつけ麺」（950円）などのカレー味もそろえる。「あえつけ麺」は国産豚肉の甘辛い肉みそをトッピングし、スープを添えた2つの味を楽しめる「甘辛ジャージャーあえ麺と坦々スープ」（850円）。「らぁ麺」は細麺で、しょうゆだれの「ひかり流とんこつ・鶏ガラらぁ麺」（780円）と、自家製みそ使用の「ひかり流自家製みそらぁ麺」（850円）。

　つけ麺・あえ麺はいずれも「並」（200グラム）から「大盛り」（300グラム）に無料で変更できるほか、「小」（150グラム）では50円引き、「特盛り」（400グラム）では100円増しとなる。らぁ麺の大盛りは100円追加。

　メニューは今後近隣のオフィワーカー、特に女性に受けるものを意識し、神戸店とは異なる構成としていく予定。「旬の食材を使用したカモと九条ネギのつけ麺や、おでん、ランチには手巻きずしとつけ麺のセット、ほうじ茶プリンなどを企画している」とも。

　営業時間は11時～22時30分（土曜・日曜・祝日は21時30分まで）。