西新橋の烏森通りに11月15日、ギョーザがメーンの中華料理店「餃子房 大連ニーハオ」(港区西新橋2、TEL 03-3504-1908)がオープンした。場所は中華料理「香港屋」跡。
同店は横浜市生麦の「手作り餃子 大連ニーハオ」の2号店。オーナーの井上さんは元会社員。大連出身の妻ウン・レイさんとともに3年半前に1号店を開いた。「妻の経営力のおかげで2号店を持つことができた」と井上さん。
店舗面積は約17坪、席数は42席。料理は150種以上を用意する。メーンは16種類あるギョーザで、本場中国のレシピに従いニンニクは入れない。「だからサラリーマンでも安心して食べてもらえる」。
売りは「羽付きギョーザ」(380円)と本場中国の「自家製水ギョーザ」(450円)。「中国では焼きギョーザはなく、水ギョーザが基本。店の水ギョーザも故郷の味を再現している」とウン・レイさん。調理に時間のかかるギョーザは現在、ランチのピーク時を除いて提供しているという。
ランチメニューは、サラダ・漬物・杏仁豆腐・ミニチャーハンが付く「らーめんセット」と、同じくサラダ・漬物・杏仁豆腐が付き、ご飯とスープがお代わり自由の定食(以上750円~850円)を用意。セットと定食はそれぞれ6種類のメーンから選べ、メーンは週単位で入れ替わる。
ドリンクメニューは、ビール(450円~)、焼酎(350円~)、サワー(380円~)、ハイボール(350円~)など。現在オープンを記念して、アルコールを含むドリンク1点と「肉野菜炒め」「ホイコーロ」「マーボ豆腐」など18種類の料理から1品を選べるセットを880円で提供している(1回限り)。
客単価は2,800円~3,000円。「周辺のOLの方々にランチに来てもらい、次に上司を連れて来てくれたら」と井上さん。今後について、「新橋店の運営が落ち着く来年春ごろを目指し、ネットでギョーザの通販サイトをオープンする予定」とも。
営業時間は11時30分~15時30分、17時~23時30分。日曜・祝日定休。