都内を中心に多業態の飲食店を展開するダイヤモンドダイニング(港区東新橋1)は11月10日、浜松町に九州料理と焼酎を中心に提供する「博多 黒太鼓」(浜松町1、TEL 03-3436-8330)をオープンした。場所はセントラルビル地下1階。同社70店舗目の出店となる。
店舗面積は59.8坪で、席数は個室、ボックス席、ベンチシート、座敷席など100席。博多を代表する男祭り「博多祇園山笠」の追い山太鼓の響きをイメージしたという内装は、エントランスに太鼓をあしらい、ベンチシート席の壁面には特注の太鼓皮が張られている凝った造りに。店外からも見える巨大な2つの酒だるは6人が入れる個室になっており、「具現化の個室ということで温めていた企画」(同社広報担当の重田委久子さん)だという。
主なメニューは、生食用食肉で世界初のSQF2000認証を受けたという熊本県の千興ファームから直送される「千興ファームの極上馬刺し」(赤身=1,200円、霜降=1,800円、盛り合わせ=2,500円、たてがみ=800円)のほか「博多名物!国産牛の生もつ鍋」(1,180円)、「黒太鼓特製・博多鉄板餃子」(680円)、「博多豚骨スープの炊き餃子」(750円)など。「地のもん・うまかもん」として「大分人がこよなく愛す とり天」(720円)、「鹿児島きびなごの刺身」(580円)、「唐津特産!いかしゅうまい」(650円)なども用意する。ドリンクには「本場九州の地元で愛されている」(同)焼酎を中心に、日本酒や梅酒、果実酒など100種類以上を豊富に取りそろえる。
同社営業本部の齊藤祐司さんは「自分も福岡の久留米市出身なので思い入れが強い。九州というと元気の良さ、活気、男らしさというイメージがあるが、その期待を裏切らないようにしたい。馬刺の注文が入ると威勢良く太鼓を鳴らすので、お客様にも楽しんでいただけるのでは」と話す。メーンターゲットは20~50代の近隣で働く男性やOL。客単価は4,000円を見込む。
営業時間は、昼=11時30分~14時30分(月曜~金曜)、夜=17時~23時30分(月曜~土曜)。日曜・祝日定休。